キャリアデザインマガジン 第170号

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□    キャリアデザインマガジン 第170号 2024年2月20日発行
     日本キャリアデザイン学会 https://career-design.org
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 「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
 ※等幅フォントでご覧ください。文中敬称略。

□ 目 次 □———————————————————–

1 学会からのお知らせ

2 キャリア辞典 「春闘」

3 私が読んだキャリアの1冊 
         『リスキリング大全
           -キャリアの選択肢が増えて人生の可能性が広がる』
     清水久三子著 

4 キャリアイベント情報等

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1 学会からのお知らせ

1【学会からのお知らせ】
◆学会20 周年記念! 2023 年度 第4 回キャリアデザインライブ!
テーマ:「聴く」からはじまる、対話によるマネジメント
開催日時: 2024 年3 月4 日(月)19:00~20:30
開催方法:オンライン
【詳細】
2021 年に発売された『LISTEN』は、登壇者の篠田さんが原書を読んで
自ら編集者に提案して監訳、出版したものです。『LISTEN』というタイ
トルには、「能動的に耳を傾ける」という意味があります。これまでの
コミュニケーション手法では「話すこと」「伝えること」が重要視され、
「聞き方(聴き方)」を意識し学ぶ機会が非常に少ないのが実情です。
「そもそも、聴くとはどういうことか」
「自律型人材っていうけれど、自律ってなんだ」
「聴くにはどうしたらいいか」
『LISTEN』監訳者の篠田さんのお話をお伺いしながら、「聴く」こと
の重要性をディスカッションし、組織マネジメントや個人キャリアでど
う生かしていくべきなのかを皆さんと一緒に考えます。
登壇者:篠田 真貴子(エール株式会社 取締役)
進行:高橋 実(株式会社ティーブリッジェズカンパニー代表取締役)
参加費:会員/無料、非会員/無料
学会をよく理解いただくためのオープン企画として開催します。
非会員の方についても、会員の方からのご紹介があれば参加できます。
申込フォーム:https://forms.gle/vnrAhc6tGzZ4gFqNA
申込詳細: https://career-design.org/conference/20230721cdlive03-2-2-2-2/
申込締切:2 月29 日(木)18:00

◆学会20 周年記念! 第24 回 中京支部研究会
テーマ:「温故知新-自身のキャリア研究を振り返って」(仮)
開催日時: 2024 年3 月24 日(日)14:00~17:00
開催方法:対面およびオンライン
場所:名古屋大学教育学部 大講義室(またはZOOM によるハイブリッド)
20 周年を記念して、中京支部代表を長きにわたり務められてきた金井篤子先生
に、これまでのキャリア研究を振り返っていただきます。
そして皆様とともに、これからのキャリアデザインについて考えていく場にな
れば幸いです。皆様のご参加お待ちしています。
参加費:会員/無料、非会員 3000 円
申込フォーム:https://forms.gle/agmTiPX8qncd8MFX9
申込詳細:https://career-design.org/conference/localchukyo021-2-3/
申込締切:3 月17 日(日)23:59

◆学会20 周年記念! 関西支部 第11 回研究大会
開催日時: 2024 年3 月30 日(土)13:00~16:30(受付:12:40~)
開催方法:対面
場所:大阪教育大学天王寺キャンパス(大阪市天王寺区南河堀町4-88)
関西支部研究大会を大阪教育大学天王寺キャンパスにて対面開催いたします。
今回も以下3 件の、興味深い発表が予定されています。
関西支部会員の皆さまはもちろん、他府県の皆さまもどうぞご参加ください。
参加費:会員・非会員ともに無料
申込:https://forms.gle/T4GY37CUr9CWkyKT6
テーマと発表者(敬称略):
(1)「キャリア・アダプタビリティ発達~概念化と測定の試み及び今後の
応用の展望~」
四宮康亮(箕面市教育委員会・京都府立医科大学)
不確実な時代(VUCA)において個々のキャリアをデザインするためには、
キャリア発達のメカニズムに注目し、能力を獲得するための教育や環境を
整備することが重要である。発表者はSavickas M. L.の「キャリア構築
理論(Career Construction Theory)」の1 つである「キャリア・アダプ
タビリティ(Career Adaptability)」に着目し、概念や先行研究を踏まえ、
キャリア・アダプタビリティ発達を測定する尺度を新たに作成し、キャ
リアレジリエンスとの関連について研究を行った。
その結果を報告するとともに、今後応用できる展望についても述べ、
参加者とともに議論を深めたいと考えている。
(2)「集団規範が職場成員の職業性ストレスに及ぼす影響とその心理的
プロセスに関する研究」
根来伸至(ハウス食品グループ本社株式会社人材戦略部/名古屋大学
大学院発達科学研究科博士後期課程)
本研究発表は、組織風土や集団規範といった職場の組織的環境要因が,
職場成員の職業性ストレスに影響する心理的プロセスを明らかにすることを
目的とする,一連の研究について報告するものである。報告予定の研究群は,
金井(2021)が提唱する「ゼロ次予防(primordial prevention)としての,
そもそもメンタルヘルス不調の問題を生じさせない,健康で生き生きと働ける
組織づくり」に向けた理論的枠組みの提示を目指して行われたものである。
本研究では,代表的なストレスモデルにおける組織環境要因とその位置づけを
概観し、職業性ストレスに影響を及ぼす組織環境要因の中核的要素として
集団規範に着目した。また,情報通信業の技術者集団を対象とした実証研究
から、集団規範の構造特性が心理的安全性を介して職業性ストレスに影響を
及ぼすという職場の心理的プロセス(集団規範が職業性ストレスに及ぼす
影響における心理的安全性の媒介効果)を明らかにしている。
(3)「ミドル期の挫折と持続可能なキャリア ーキャリアショックの視点からー」
北村雅昭(大手前大学経営学部)・辰巳哲子(リクルートワークス研究所)
本研究の目的は、自らコントロールできない偶発事象でありながら、キャリアを
真剣に考える契機となる「キャリアショック」という概念に注目し、ミドル期
ビジネスパーソンがネガティブなキャリアショックから、職務・個人適合を取り
戻すにあたり、どのような心理的特性や他者支援が寄与するかを明らかにする
ことである。不本意な異動、降格、解雇といったキャリアショックを契機に
離転職を経験した2 名のビジネスパーソンへのインタビュー内容を分析した結果、
環境変化に対して開かれた発想を可能にする「ストレンジ・アトラクタ」という
認識パターンや自分自身の価値観を持ちながらも周囲との関わりの中で成長
できる自己変容・相互発達段階への発達といった個人特性、自己概念の再構築を
助ける第三者視点からの他者支援の組み合わせが、キャリアショックからの
回復に重要な役割を果すことが示唆された。
お問い合わせ:
日本キャリアデザイン学会関西支部第 11 回研究大会事務局
本庄麻美子(和歌山大学)・平井美幸(大阪教育大学)
申込詳細:https://career-design.org/conference/nationwidekansai10-2/
申込締切:3 月24 日(日)23:59

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2 キャリア辞典

春闘

■動き出した2024年春闘
 2024年の春闘(春の労使交渉)をめぐって、去る2月1日、経団連(日本経
済団体連合会)」の十倉雅和会長と連合(全国労働組合総連合会)の芳野友
子会長、労使トップによる会談が行われた。今年は、30年ぶりの高い賃上げ
率となった去年の勢い(厚生労働省民間主要企業・最終集計で3.6%)を維持
できるか、賃金が持続的に上昇する経済の好循環を生み出し、デフレからの
脱却につなげられるかが焦点、とされており、その動向が注目されている。

■春闘とは?
「春闘(春季闘争)」とは、多くの企業において、新年度となる4月に向け
て、労働組合が賃金などの労働条件について要求し、使用者(経営者)と交
渉し、内容を決定することをいう。大手企業を中心に、労働組合が企業に要
求を提出するのが2月、企業からの回答が3月頃、つまり「春ごろ」である
ことから、「春闘」と呼ばれてきた。連合では「春季生活闘争」、経団連で
は「春季労使交渉」を正式名称としている。

■春闘の略史1(高度成長期)
 春闘は、1955年に始まったとされている。当時、朝鮮戦争後の不況期の人
員合理化によって、労組の激しい解雇反対闘争が頻発していた。しかし、
当時の企業別組合では力が弱く、産業別組合への結集も進んでいなかった。
そこで、そうした弱点を8単産(合化労連、私鉄総連、炭労、電産、全国金
属、紙パ労連、化学同盟、電機労連)による共同行動で補い、経営側に対抗
すべく実施されたのが「春闘方式」による労使交渉や賃金引き上げ交渉である。

 1960年代は「いざなぎ景気」などの好景気が続き、高度経済成長を背景に
61年発足の池田内閣は「所得倍増計画」を発表、賃金引き上げへの期待が高
まった。わが国独自の賃金決定システムである春闘方式は、次第に賃金相場
形成の仕組みとして定着していく。鉄鋼労使が賃上げ相場の「パターンセッ
ター」を務め、造船・重機、電機、自動車などの産別によって1964年に金属
労協(JC:全日本金属産業労働組合協議会、現JCM)が結成され、民間の金属
4業種が賃金交渉をリードする「JC春闘」に転換。当初、総評、中立労連が
中心だった「春闘共闘委員会」に、新産別や同盟が加わり、労働4団体による
運動が継続していく。
主要企業の賃上げ率は、年率10%以上という高い経済成長率と労働需給の
ひっ迫もあり、春闘が始まった1950年代後半は10%に満たなかったが、1965
年前後からは10~20%の状況が続く。

■春闘の略史2(バブル崩壊から低成長期)
 1973年の第一次オイルショックにより、高度経済成長は終焉し、「買い
だめ」などにより消費者物価は20%前後アップし「狂乱物価」と言われた。
1974年の実質GDPは戦後初めてマイナスを記録。この年の春闘は、高い
インフレ率のもとに展開され、主要大手企業では平均32.9%と過去最高の
大幅賃上げで決着した。
 1975年には、共闘会議の名称が「国民春闘共闘会議」となり、鉄鋼労連な
ど輸出産業単産が主導する「国民春闘」に移行、ストライキ等を伴う実力闘
争から労使トップレベルによる交渉が主体となっていった。また、この頃か
らインフレ沈静化のため国民経済との整合性を重視した自制的賃金要求であ
る「経済整合性論」により、要求水準が抑えられていく。それでもこの頃の
賃上げ妥結率は5%前後で推移する。

 失われた30年といわれる経済停滞と長期デフレ経済の中で、1989年に官民
の組織統合で連合が結成されると、春闘は「春季生活闘争」として継続。
「総合生活改善」の下、賃金・一時金ばかりでなく、労働時間短縮(時短)
など総合的な労働条件の交渉が展開されていく。賃上げ率は次第に5%を
切り、2%前後で推移。
 2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災などから、経済の立て
直しが模索され、第二次安倍政権が誕生。いわゆる「アベノミクス」が始動
すると、デフレ脱却のための需要喚起と「賃金引き上げ」が叫ばれ、それ
以降「官製春闘」の様相を呈し、2021年発足の岸田内閣にも引き継がれて
いる。

■2024年春闘のゆくえ
 ここまで駆け足で春闘の略史を振り返ってみた。では、足下の2024年の
春闘、特に賃金引き上げはどうなるか。最新の資料から見てみよう。
 労務行政研究所が東証プライム上場クラスの企業労使・学識478人を対象
に行った「賃上げ等に関するアンケート調査」によると、実際の賃上げ見通
しは平均で「1万1399 円・3.66%」(定期昇給分を含む)となった。厚労省
の2023年最終集計3.6%を上回る予想となっており、中には経営側でも4~5%
台を予想する回答もある。
 低成長経済に移行する中で、春闘の発案者である太田薫(元合化労連委員
長、総評議長)は、1975年に『春闘終焉』を発表。この頃から低賃上げが続
いたこともあり、何度か「春闘は死語」などと揶揄されてきた。これまで労
使交渉の結晶として足跡を残してきた春闘は、2025年に70年目を迎える。物
価上昇で実質賃金が減少する中、今後も経済再生、中小企業などの賃金底上
げ、あるいは正社員以外の成員も含めた組織活性化の起点となり得るか、そ
のゆくえに注目したい。

参考文献:荻野登「春闘六〇年の軌跡」『Business Labor Trend 2015.6』ほか
                            
                        (編集委員 石川了)

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3 私が読んだキャリアの一冊 

『リスキリング大全-キャリアの選択肢が増えて人生の可能性が広がる』
                 清水久三子著 東洋経済報社 2024.1.17

 本書は、『リスキリング大全』という名のとおり、約400頁にわたり、新し
いキャリアや稼ぐ力を手に入れるためのリスキリングのポイントやノウハウ
が凝縮された1冊である。

 8つのChapterで構成されている本書では、はじめに、リスキリングを「現
在の職場や産業のニーズに合わせて、ビジネスパーソンが自分の職業や役割
に必要なスキルや知識を更新し、新しい技術や業務に適応するために、自己
啓発や継続的な学習を行うこと」と定義し、産業構造等の環境変化が激しい
時代において、自分で自身の在り方を決めていく自己変革の必要性を説く。
リスキリングの進め方については、キャリア実現のアプローチを描く「準備」、
新しいスキルを獲得・実現するための「スキルセット変革」、新たな環境に
適応するための「マインドセット変革」の3つの要素で構成されているとし、
全体像が分かりやすく示されている。

 その上で、Chapter1では、リスキリングに成功した6名のインタビューが、
Chapter2では、リスキリングが上手くいくかいかないかの分かれ目を6つの
タイプに分類し、その傾向と対策を具体的に教えている。例えば、「飽きっ
ぽい」タイプ。つまり、新しいことを抵抗なく受け入れて学ぶも、仕事で活
かせるレベルに達する前に学びをやめてしまうタイプのことであるが、学び
を仕事につなげるためには、必ず「で、どうする?」と行動につなげる問い
かけをすることが成功への近道であるという。

 Chapter3以降、リスキリングの全体を構成する3つの要素を解説していく。
最初のリスキリング「準備」段階については、稼ぐために必要な力について
説明する。社会や組織の要請により、自身が置かれる環境を変えざるを得な
いことが多く生じる現代は、これらの外的要因をいかに意味付けし、自分で
納得した物語を紡いでいけるかを問われているという。ここでは、一例とし
て、マーク・L・サビカス博士のキャリア・アダプタビリティが挙げられ、
様々な変化を自分事としてキャリアと適合させていくことの重要性が記され
ている。

 Chapter4~6の「スキルセット変革」の解説においては、何(What)を
どのように(How)、いつまでに学ぶかという攻略地図を作成することを通
じて、目的意識を持ちながら、学びの取れ高を最大限にするコツを紹介する。
スキルの再現性を高めるための様々なフレームワークの例示は、思考法のプ
ロフェッショナルでもある著者らしさが表れている。

 Chapter7および8の「マインドセット変革」の解説においては、リスキリ
ングを進めるにあたり、単にスキルを習得するだけではなく、自分の気持ち
や心の在り方を整えることの大切さを述べている。自己を今の状態にとどま
らせている壁を「メンタルブロック」と称し、思い込み・恐怖心・環境という
ブレーキとなる壁を乗り越え、アンラーンによって手放すことや、越境学習
によって二度死ぬ経験をしながら仕事への向き合い方を変化させていくこと
が大事であるとする。併せて、学びのモチベーションを維持するため、ヒト・
モノ・カネ・時間・健康という有形および無形資産の活用方法やテクニックも
伝授されている。

 さて、本書は、これからリスキリングをする人のためだけに書かれたもの
であるのだろうか。少なくとも、筆者の答えは否である。確かに、リスキリ
ングのhow-toや、思考を整理するのに役立つフレームワークなどがこれでも
かとばかりに盛り込まれている。これは、企業変革戦略コンサルティングの
チームリーダーとして実績を積み重ねてきた著者だからこそなせる業である
といえよう。しかし、著者が伝えたかったものとは、ビジネスにおける必勝
法ではなく、誰もがありたい姿に向かって学び、豊かな人生の旅路を歩んで
いってほしい、という想いと応援のメッセージではないだろうか。
さぁ、旅を続けよう。
       (編集委員 上野友子)

 ※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
 日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。

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4 キャリアイベント情報等

◆セミナー「ガイダンスツールを活用した就職相談とキャリア支援(第二部)」

 主 催 独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
 日 時 2024年2月27日(火)14:45~17:10
 方 式 オンライン
 参加費 無料
 詳 細 https://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20240227/index.html

◆セミナー「生産性を高めるコミュニケーション戦略」

 主 催 東京テレワーク推進センター
 日 時 2024年2月27日(火)
 方 式 会場(文京区)とオンラインで開催
 参加費 参加無料、要事前申込。定員:会場15名、オンライン300名
 詳 細 https://tokyo-telework.metro.tokyo.lg.jp/seminarevent/detail?id=569

◆セミナー「未来への「投資」としての賃金の在り方」

主 催 京都勤労者学園
 日 時 2024年2月28日(水)、3月6日(水)、3月13日(水)
 方 式 要事前申込(先着順)、定員は各日とも会場25名、オンライン30名
 参加費 無料
 詳 細 https://www.labor.or.jp/gakuen/seminar#roudou

◆講座「企業に求められるLGBTQへの対応とハラスメント対策」

主 催 神奈川県かながわ労働センター県央支所
日 時 3月1日(金)、3月15日(金)
参加費 無料。定員各日30名、要事前申込
詳 細 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/w4v/cnt/f7599/index.html

◆労働セミナー「裁判例から学ぶ職場ハラスメントの基礎知識」

主 催 東京都労働相談情報センター
日 時 3月4日(月)、3月11日(月)
方 式 会場(立川市)
参加費 無料。定員各日30名、要事前申込
詳 細 https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/seminarform/index/detail?kanri_bango=seminar- zchuo-001447

◆過労死等防止調査研究センター 研究成果発表シンポジウム

主 催 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
過労死等防止調査研究センター
 日 時 2024年3月11 日(月)
 方 式 会場(都内港区)とオンライン
 参加費 無料、要事前登録。会場は先着50名、WEB参加も定員に達し次第締切り
 詳 細 https://records.johas.go.jp/news/r5sympo

◆シンポジウム「なぜ、社会的孤立は問題なのか?」

 主 催 日本学術会議社会学委員会・社会学系コンソーシアム
 日 時 2024年3月9日(土) 13:00~16:30
 方 式 オンライン
 参加費 無料・1,000名
 詳 細 https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/359-s-0309.html

◆ガイダンス 「FP資格のステップアップガイダンス」

 主 催 日本FP協会
 日 時 2024年3月13日(水) 19:00~19:45
 方 式 オンライン
 参加費 無料
 詳 細 https://members.jafp.or.jp/event/customer/event_info.php#bsctrl

◆セミナー「事業承継を契機に経営革新を実現しましょう!」

 主 催 中小企業大学校東京校
 日 時 2024年3月15日(金) 13:30~16:00
 方 式 中小企業大学校東京校(東京都東大和市)・オンライン受講可能
 参加費 無料
 詳細 https://www.smrj.go.jp/institute/tokyo/training/sme/succession/seminer/bkmqel000000bwxi.htmls://www.smrj.go.jp/institute/tokyo/training/sme/succession/seminer/bkmqel000000bwxi.htm

◆セミナー キャリア教育としての「さし飯体験」 その目的と運営方法

 主 催 法政大学キャリアデザイン学会・研究セミナー 共催 法政大学キャリアセンター
 日 時 2024 年3 月27 日 16:00-17:00 
 方 式 オンライン開催
 詳 細 https://www.instagram.com/career_meshi/
 申 込  https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeqfzvYn9PNYvVt78psgcYtK_1OlqsH_nyzt92XY39sJhBOFA/viewform

◆セミナー 佐藤博樹・藤村博之・八代充史
『新しい人事労務管理第7 版』刊行記念セミナー

テーマ 「人事労務管理のこれから 現実を踏まえた課題取り組みを」―
主 催 有斐閣日 時 第1 回:2024 年4 月24 日(水)19:00-
   「ジョブ型・メンバーシップ型の昇進管理」八代充史
    第2 回:同5 月8 日(水)19:00-
   「わが社に相応しい人事・賃金制度のつくり方」藤村博之
    第3 回:同5 月22 日(水)19:00-
   「仕事と介護,両立支援の誤解を解く」佐藤博樹
方 式 オンライン開催
参加費 無料
詳細: https://www.yuhikaku.co.jp/static_files/22227_seminar2024.pdf

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【編集後記】
 年が明けた1月1日の夕方、マグニチュード7.6の能登半島地震が起きた。被害
の大きかった輪島市や珠洲市などでは、その全容がまだ明らかになっていないが、
死者数は240人以上、避難者もおよそ1万4000人に上るという。すでに1か月以上が
経過したが、ライフラインの復旧が急がれている。コロナ禍もそうだが、こうした
自然災害によってそれぞれのキャリアが大きく変化していく。被災された方々に心
からお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早く日常が戻ることを祈念
いたします。(s)

・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。 
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。

 学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
 ◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
  https://career-design.org 

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  日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
  オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
 
 このメールマガジンは『まぐまぐ!』https://www.mag2.com
を利用して発行しています。
 配信中止はこちら https://www.mag2.com/m/0000140735
 無断転用はお断りいたします。
 このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
 会として正確性などを保証するものではありません。

【日本キャリアデザイン学会広報委員会】

相澤 修(株式会社ダイナム)
 石川 了 労務行政研究所(株式会社労務行政)
 上野友子  
 内田勝久 富士電機株式会社
梶田マリ 
 小室銘子 株式会社パーソル総合研究所
 高橋基樹 日本無線株式会社
 堀内泰利 慶應義塾大学
 松岡 猛 NECライフキャリア株式会社
 山下弘晃 株式会社パソナ
 山野晴雄 元・桜華女学院(現・日本体育大学桜華)高等学校
 

 日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
 〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町518 司ビル3F
 国際ビジネス研究センター内
連絡先 e-mail info@career-design.org  

   
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