キャリアデザインマガジン 第161号

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□    キャリアデザインマガジン 第161号 2022年8月20日発行
     日本キャリアデザイン学会 http://www.career-design.org/

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 「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
 ※等幅フォントでごらんください。文中敬称略。

□ 目 次 □———————————————————–

1 学会からのお知らせ

2 キャリア辞典 「育児・介護休業法改正」

3 私が読んだキャリアの1冊 
            『子どもがおつかいに行ける社会』  神田厚著
                       幻冬舎ルネッサンス新書     

4 キャリアイベント情報等

5 学会活動ニュース

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1 学会からのお知らせ

◆2022年第7回キャリアデザインライブ!
テーマ:「キャリアから日本を復活させるプロデュース戦略」

開催日時:2022年8月22日(月)19:00~20:30
開催方法:Zoomによるオンライン配信
※お申し込みいただいた方にzoom IDをご連絡いたします。

【詳細】
キャリアとは何か。
社会が加速度的に変化し、予測しにくい現代。その中でこれまでのキ
ャリアについての考えからアップデートすることが求められています。
また、これからの時代は、社会そのものが経済的に発展することを前
提としたキャリアの考え方から、人口減少や高齢化する社会に向けて
の変化が、間違いなく必要になります。
ソーシャルメディアの発達により、誰でも、いつからでも、どこから
でも発信をすることができるようになりました。だからこそ、誰もが
「自分は何者なのか」について考え、悩むようになっていませんか?
第7回キャリアデザインライブは、こんまりこと近藤麻理恵さんの夫
で、アメリカを拠点に、こんまりメソッドの世界展開をプロデュース
されていらっしゃる、川原卓巳さんをお招きします。
今回は、川原卓巳さんがアメリカから日本に帰省するタイミングでラ
イブを企画しました。またとない機会です。是非ご参加ください。

登壇者:川原卓巳
Takumi Inc. founder/KonMari Media Inc. プロデューサ
聞き手:稲垣久美子(東京成徳大学、当学会研究会企画委員会委員)
参加費:会員/無料、非会員/2000円(事前申込制)
申込詳細:https://career-design.org/conference/localtokyo2022-7/

◆第18回研究大会
9月10日(土)・11日(日)に開催される第18回研究大会の参加申
込の受付中です。学会HPに大会の日程表等もアップしております。

第18回大会の大会テーマは「時空を超えた自律的な働き方に向けた
挑戦」です。大会初日には、今大会開催校で、地域に根づいた授業を
展開されている大正大学地域創生学部でのお取組みを、ご紹介いただ
きます。大会2日目の基調講演では、株式会社パソナJOB HUB
の加藤遼氏にご自身の仕事経験をもとに、職場以外での働き方につい
て広くお話しいただきます。続くシンポジウムでは、加藤氏に加え、
辰巳哲子氏(リクルートワークス研究所)、高橋梓氏(ICCコンサ
ルタンツオーストラリア)にもご登壇いただき、石山恒貴先生のファ
シリテーションで議論を深めていきます。

申込詳細:https://career-design.org/conference/nationwidetokyo018/?PageType=new

◆学会ウェブサイト(http://www.career-design.org/)、フェイスブック
(https://www.facebook.com/careerdesigngakkai)随時更新中です。
 ぜひご一読ください。

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2 キャリア辞典

 育児・介護休業法改正

 この法律は、今から30年以上前の平成4年4月1日に「育児休業法」として施行さ
れた。これまでの時代の流れによって改正が重ねられてきた経緯があるため、実際
に休業を取得した人のみならず、企業で働く全ての人にとって、キャッチアップが
欠かせない法律として馴染みがあるだろう。この育児・介護休業法は令和3年6月に
も改正されているが、なんと令和4年4月1日からの一年度で「3段階」に分けて施行
されている。
 今回は育児・介護休業法の改正を通じて、男女や雇用形態の違いによるキャリア
形成について思いを馳せる機会になればと思い、「キャリア辞典」に取り上げるこ
とにした。

1.令和4年4月1日施行
【雇用環境整備、個別の周知・意向確認の措置の義務化】
・雇用環境整備
 事業主に対して、育児休業や出生時育児休業(以降、「産後パパ育休」)の申出
 がしやすくなるような環境づくりが求められることになった。具体的には、研修 
 や相談窓口の設置、社内事例の共有等が義務付けられた。
・個別の周知・休業取得意向確認の措置の義務化
 本人または配偶者の妊娠・出産等を申し出た労働者に対して、育児休業等の制度
 の個別周知と、休業を取得するかどうかの意向確認を行うことが、事業主の義務
 となった。周知する項目は、1.制度の内容、2.申出先、3.育児休業給付、
 4.社会保険料の取り扱い(免除)、というように項目が定められている。
  これらを周知の上で取得するかどうかの意向確認を行うことによって、理解不足
 による制度不活用を防ぐ効果が期待できる。

【有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和】
 有期雇用労働者については、従来は「引き続き雇用された期間が1年以上」とい
 要件があったが、これが撤廃された。労使協定を締結した場合には、引き続き雇用
 された期間が1年未満である労働者を対象から除外することが可能であるものの、
 雇用形態の違いに関わらず、育児・介護休業を取得しやすくするための措置と言え
 るだろう。

2.令和4年10月1日施行
【育児休業の分割取得】
 従来は原則として子の1歳到達日までに1回のみ取得できる制度だが、改正によって
 2回に分割して取得することができるようになった。これにより、例えば夫婦が交代
 で育児休業を取得することが可能になるなど、これまでよりも柔軟な対応ができる
 ようになった。

【産後パパ育休の創設】
 子の出生後8週間以内に、4週間まで取得することができる。また、育児休業と同様
 に2回まで分割取得も可能であるため、父母が交代で育休を取得できるチャンスが増
 える事になる。また、労使協定を締結している場合に限られるが、一定の範囲内かつ
 本人が合意した範囲であれば、休業期間中であっても就業が可能になった。

3.令和5年4月1日施行
【育児休業の取得の状況の公表の義務付け】
 常時雇用する労働者数が1,000人超の事業主に対して、育児休業の取得の状況につい
 て年1回、インターネット等での公表が義務付けられることになった。公表内容は、
 男性の「育児休業等の取得割合」または「育児休業等と育児目的休暇の取得割合」で
 ある。これまでは「プラチナくるみん企業」のみが公表の対象だったため、公表企業
 が大幅に拡大されたことになる。

 おそらくこの数値は、今後の企業の働きやすさを示す指標の一つとしても注目される
と考えられるため、各企業において数値向上を目指した取り組みが積極的に行われるこ
とになるだろう。私見であるが、重要なのは取得割合の高さに捉われることではない。
 企業側は貴重な人材にさらに活躍してもらい、制度利用者側は「自分が望むキャリア
を選択しやすくなった」と実感が得られることこそが、最も重要なことであると考える。
 このように考えれば、今回の法改正によって、男女共に仕事と育児の両立だけでなく、
企業は離職防止のチャンスを得たとも言えるため、双方にとってメリットがあると言え
るのではないだろうか。

 以上のように、この法律の一年度だけを切り取ってみても、大きな変化が生じている
ことが分かる。しかし、未だに男女の育児休業取得率の差は大きく、かつ出生率も低い
ことから、課題が多いことも事実だろう。このことから、今後も法改正は続いていき、
同時にキャリア形成にも大きな影響を与えていく事になるだろう。今後も「法改正が、
キャリアにどのような影響を与えるのか」という視点を持ち続けていきたい。

                            (編集委員 梶田マリ)

                              
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3 私が読んだキャリアの一冊 

      『子どもがおつかいに行ける社会』神田厚著
                      幻冬舎ルネッサンス新書 2022.7.15

 著者の神田厚は36年間、東京と三重の公立高校で教員を勤めてきたが、本書は退
職を機に職場で折に触れて書いてきた文章をまとめたものである。子どもの頃から
のライフキャリアの記録であるとともに、教育実践の記録ともなっている。

 神田は、『はじめてのおつかい』(筒井頼子作、林明子絵、福音館書店、1976年)
という絵本の紹介から始めている。自分の子どもに読み聞かせるために図書館で借り
てきたのが出会いで、授業やホームルームで読んだり、卒業生や転勤していく同僚へ
の餞別としても好んで贈ってきた絵本だという。
 お母さんに頼まれて5歳の「みいちゃん」が初めて一人で牛乳を買いに行く話である。
お店までの途中でもさまざまな困難が待ち受けているものの、最大の山場は小さな彼
女に気づかないお店の人に対して、ありったけの勇気を振りしぼって、「ぎゅうにゅう
ください!」と叫ぶところである。

人生には勇気を持って踏み出さなければならない瞬間が必ずある。
その「ドキドキの心境」を見事に表現した作品で、大人が読んでも必死に困難に向か
っていくみいちゃんに想い入れ、最後はほっこりとする話である。
 ところが、女性の同僚から意外な反応を聞く。「うちの子は、この話˝怖い!˝と言
うんです」と……。神田にとってはほっこりする話として紹介してきたつもりだった
ので、びっくりする。

この絵本が世に出た当時は、身近にありそうな日常を切り取った物語であり、幼児た
ちが感じたのは、自分たちがもうすぐ足を踏み入れる世界に対する「ドキドキと期待」。
ところが現在は、5歳の幼児が一人で外出すること自体がまれで、子どもの一人歩きが
許されない交通事情や近所の個人商店の閉店などで、もはや「別世界の話」であり、
子どもが「怖い!」と感じる世の中になってしまったのである。

神田は、「この状態はまずいのではないか」とし、「今の世の中は、子どもから『ド
キドキ体験の場』を過度に奪っている気がしてならない」と、問題提起をしている。
子どもの権利条約では、子どもの権利を「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」
「参加する権利」の4つに規定している。教育の場でも、近年「安心・安全」が重視され、
「生きる権利」「護られる権利」を遵守するうえでは重要であるが、子どもの「育つ権利」
「参加する権利」への配慮を忘れてしまっているのではないか、と問う。

本書の主題である「おつかい」は、かつて子どもが生活の中で「育つ権利」を行使出来る
絶好の機会だったし、保護者にやらされることではなく、子どもが主体的にやろうとする
ミッションを指し、それは「参加する権利」に他ならない。ところが教育の現場では、
「生徒はドキドキ体験の不足から、失敗や叱られることに慣れておらず、教師の側では壊
れ物に触るような、当たり障りのない対応が学校教育を席巻して」いる状態になっている
とする。
 
 神田は、「親の依頼で買い物に行く」という「おつかい」は、人生最初の消費者教育
実践の場であり、お店の人とのやり取りはコミュニケーション能力を養う場といえるとし、
神田自身、子どものときにおつかいに行った八百屋さん・豆腐屋さん・パン屋さんなどの
それぞれの店主と、知らず知らずの間に親を介さぬ直接的な人間関係を築いてきたとする。
それは、「子どもたちにとって、身のまわりに自然と準備されていた貴重な成長の場で
あった」が、現在は子どもがおつかいを担わなくても、問題なく家庭生活が送れるにしても、
「貴重な成長の場」が失われたことを見落としてはならないと指摘する。そして、そうだ
とすれば、おつかいに代わる挑戦の場、すなわち「第三者の目があるところで、大人と同じ
行為に子どもが挑戦できる場」を意識して提供する必要がある、と主張する。

 簿記の授業で、「帳簿は自分の覚え書きではなく、誰が見ても分かりやすいように整理し
ておく公式記録だ。普段から第三者に読んでもらうことを意識してていねいに書く練習が必
要なんだ」と言って、自分の大学時代のノートと今使っている教務手帳の自筆の字を並べて
生徒に見せると、意識してていねいに書くことを理解した生徒は、字が確実に改善しただけ
でなく、ていねいに書くことを意識するとミスは少なくなり理解度も深まり、結果として検
定の合格率も上がったという。また、バドミントン部が定時制高校の全国大会で宿泊をした
とき、全日本の奥原希望選手が遠征先で行っているように、一日の汚れ物を自分で手洗いし、
バスタオルで脱水することを生徒たち率先して行うと、それを見た他校の生徒たちも手洗い
洗濯をしたという。これには、3年前から合宿をして自分でその日の汚れ物を洗う訓練を積み、
奥原選手というトップ選手の行動を提示して、遠征先で手洗い洗濯の必要性を充分生徒に理
解させる準備が必要であったが、神田は、「子どもたちの『挑戦の場』は、大人の準備次第」
だと指摘する。

 現代の子どもたちの暮らしからは第三者とふれあう機会は減少の一途をたどっているが、
神田は、第三者の視線は「子どもたちの背伸びを促す」だけでなく、「周りの大人へも少な
からぬ影響を与えている」とする。神田は、バドミントン部の休日練習として、津から松坂
までの20Kmを歩く練習を企画し、旧参宮街道を神田の幼稚園児の娘も一緒に参加させたとい
う。娘という第三者を集団の中に放り込み、「幼稚園児が歩いているのだから…」と弱音を
吐けなくし、生徒に背伸びさせようと意図したのである。娘は生徒と機嫌よく銭湯を歩き、
お昼のお弁当も生徒と一緒に食べ、生徒だけでなく、いつもは「抱っこ!」という娘も20Km
を歩き通したという。また、単位制高校の科目履修制度で60歳代の女性が10代の生徒に交じ
って簿記の授業を1年半受講し、全商簿記にも合格して、一緒に学ぶ生徒にとっても大きな
刺激を与えただけでなく、教師である神田に取っても、謙虚に自分の授業を見直すことがで
きる貴重な日々となったという。

 神田は、現在の学校が「安心・安全」の名のもとに「子どもに対して挑戦する機会を準備
しないことの隠れ蓑」となっているのではないか、と疑問を呈し、「子どもがおつかいに行
ける社会」に向けて、いくつか提言をしている。

 例えば、主権者教育の必要性が言われているが、今の学校現場で生徒会が機能している学
校がどれだけあるのかと問い、本来生徒に委ねなければならない生徒会活動に大人が関与し
すぎ、生徒会費の使途はもちろん、校則などの学校のあり方に関する部分も、学校の主権者
として、生徒会を通して生徒の意見が反映される…、そうした実体験こそが本当の主権者教
育ではないかと指摘する。また、神田は、教師の仕事はマラソンでスタートから30Km過ぎま
で選手を引っ張る「ペースメーカー」だと言い、30Km過ぎまでどうやって生徒を引っ張るか
が教師の仕事で、すべてを手取り足取り教えることではないとする。そして、子どもと地域
を一緒に子どものペースでそぞろ歩きをし、マンネリ化した自分の世界を見直し、新たな発
見をすることが必要だとする。
 
 子どもがおつかいに行っていた時代は、地域の人々が普段の生活を営むことで、意識せず
とも、子どもの成長をみんなで見守っていた社会であったが、地域社会での見守りシステム
が脆弱化した現在、近所にお店はなくとも、子どもと一緒に歩くことで、たとえ一人でも挨
拶を交わせる間柄の人をつくれたら、心強いことか。そのためには、保護者が幼児期の子ど
もとのんびり近所を歩ける時間を確保する必要があり、そこに社会的にバックアップする制
度が必要だと提言している。

 本書は、子どもをこどもとして捉え、その成長をゆったりと見守る仕組みが欠落してしま
っている現代の社会において、もう一度考えなければならないことは何かを教えてくれる一冊
である。

                             (編集委員 山野晴雄)
 
                                   
 ※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
 日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。

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4 キャリアイベント情報等

◆中小企業労務管理セミナー

テーマ 最新の裁判例及び事例から学ぶ職場におけるパワハラ防止対策等
日 時 2022年9月2日
形 式 オンライン開催
主 催 神奈川県かながわ労働センター県央支所ほか
参加費 無料
定 員 100人(先着順)
詳 細 https://www.sagamihara-cci.or.jp/archives/50098

◆人材育成学会「グローバル人材育成研究プロジェクト」最終報告シンポジウム

テーマ 外国籍学生の雇用と課題
日 時 2022年9月4日(日) 13:00~16:45
形 式 オンライン開催(Zoom)
参加費 無料(要予約)
詳 細 https://ssl.jahrd.jp/files/study_files/46/0.pdf

◆第122回労働政策フォーラム

テーマ 働く人のキャリア支援を考える─これからのキャリアコンサ
    ルティングはどうあるべきか
日 時 2022年9月12日(月)13:30~17:00
形 式 オンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費 無料(要予約)
定 員 1,000名
詳 細 https://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20220912/index.html?mm=1798

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5 学会活動ニュース

◆2022年7月11日(月)
2021年度第3回 関西支部 於ホテルグランヴィア大阪
 -第25回支部研究会の件、支部研究会の件、支部研究大会の件

◆2022年7月27日(水)
関西支部 第25回研究会 於オンライン
テーマ:「本気でやれば学生はここまで成長するコーオプ教育(産学
協働教育)の実践
ー関西で一番元気のいい短大の学生募集V字回復の軌跡ー

講師:東田晋三(大阪夕陽丘学園短期大学前学長/コーオプ教育研究所
        研究主幹)
  神殿織江(大阪夕陽丘学園短期大学キャリア創造学科准教授)
・進行:松高政(関西支部長/京都産業大学)
・関西支部新役員紹介:本庄麻美子(和歌山大学)、村田州央(三菱
           重工業株式会社)吉見弓子(京都商工会議所)
・関西支部活動のこれまでとこれから:中村恵(前関西支部長/神戸学
                  院大学)
・総括コメント
大学におけるキャリア教育の視点から:三川俊樹(関西支部役員
                  /追手門学院大学)
企業における人材育成の視点から:堀越ひとし(関西支部役員
                /公益財団法人関西生産性本部)

◆2022年7月30日(土)
第4回 企業人交流会 於オンライン
テーマ:「ワークエンゲージメント」と「キャリア自律」
 登壇者:堀内泰利(慶應義塾大学SFC研究所上席所員、
 当学会広報委員会副委員長)
 ファシリテーター:松岡猛(NECライフキャリア(株)、
 当学会広報委員会副委員長)

◆2022年7月31日(日)
 第19回 中京支部研究会 於名古屋大学およびオンライン
 テーマ:「善財童子キャリア(頻回転職のキャリアモデル)」
 発表者:安藤りか(中京支部役員,名古屋学院大学 現代社会学部教授)

◆2022年7月31日(日)
 2021年度第4回 中京支部 於名古屋大学
 -今後の研究会開催の件、研究会会場の件、役員会の構成の件他

◆2022年7月31日(日)
 2021年度第8回 理事会 於産業能率大学およびオンライン
  -第18回研究大会の件、2022年度事業計画案の件、2022年度予算案
 の件、社員総会招集の件他

   
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【編集後記】
 9月10日(土)・11日(日)、いよいよキャリアデザイン学会「第18回 研究
 大会」の開催です。テーマは「時空を超えた自律的な働き方に向けた挑戦」。
 withコロナ時代で多様化する働き方とキャリア形成の在り方、方向性や可能性
 を模索する挑戦の場です。すっかりZoom開催にも慣れてきましたが、リアルな
 懇親会も再開が待ち遠しいです(s)
 

・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。 
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。

 学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
 ◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
   http://www.career-design.org/

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  日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
  オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
 
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発
 行しています。
 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140735.htm
無断転用はお断りいたします。
 このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
 会として正確性などを保証するものではありません。

【日本キャリアデザイン学会広報委員会】

 石川 了 労務行政研究所(株式会社労務行政)
 内田勝久 富士電機株式会社
 荻野勝彦 トヨタ自動車株式会社
梶田マリ 株式会社モスフードサービス
 小室銘子 株式会社パーソル総合研究所
 高橋基樹 日本無線株式会社
 平野恵子 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
 堀内泰利 慶應義塾大学
 松岡 猛 NECライフキャリア株式会社
 松原光代 近畿大学
 山野晴雄 元・桜華女学院(現・日本体育大学桜華)高等学校

   日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
    e-mail info@career-design.org
   〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
   三鷹ビジネスパーク2号館 ぶんしん出版内

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