キャリアデザインマガジン 第159号

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□    キャリアデザインマガジン 第159号 2022年4月20日発行
     日本キャリアデザイン学会 http://www.career-design.org/

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 「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
 ※等幅フォントでごらんください。文中敬称略。

□ 目 次 □———————————————————–

1 学会からのお知らせ

2 キャリア辞典 「センテナリアン」

3 私が読んだキャリアの1冊 
『女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行』
上野友子・武石恵美子著 
4 キャリアイベント情報等

5 学会活動ニュース

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1 学会からのお知らせ

◆2022年 第1回 研究・実践力向上セミナー

テーマ :「資料」「事例紹介」へのいざない―投稿経験から学ぶ
開催日時:2022年5月6日(金)19:00~20:30(オンライン入場開始:18:50~)
開催方法:Zoomによるオンライン配信
※お申し込みいただいた方にzoom IDをご連絡いたします。

登壇者:野坂浩美 (のさか・ひろみ)
神奈川県立田奈高等学校 スクールキャリアカウンセラー*
通信グループ会社、人材サービス会社、大学キャリアセンターを経て
2012年より現職。2017年に高校での就労支援の取組が評価され文部
科学大臣優秀教職員表彰を受賞。『キャリアデザイン研究』の「事例
紹介」(2018年)に「生きることへの安心を保障する教育支援の試み:
公立普通科高校スクールキャリアカウンセラーによる支援の役割と効
果」のほかにも2編(2017年、2020年)の「事例紹介」を掲載。
*肩書は2022年3月時点

登壇者:日高淳 (ひだか・じゅん)
国際文化理容美容専門学校国分寺校、当学会研究組織委員会委員
経済誌出版社、広告代理店を経て、2005年に国分寺校事務所入職。事務
広報、教務事務を経て、専任講師。高等学校との地区協議会および外部専
門機関との連携教育に取り組むほか、『キャリアデザイン研究』の「資料」
に「理容美容専門学校卒業生の初期キャリア: A理容美容専門学校卒業後
の1年目の追跡調査報告から」(2015年)のほかにも「研究ノート」
(2013年)、「論文」(2011年)、「事例紹介」(2009年)を掲載。

主旨説明:田澤実 (たざわ・みのる)
法政大学キャリアデザイン学部教授、当学会研究誌編集委員会委員長
ファシリテーター:梅崎修 (うめざき・おさむ)
法政大学キャリアデザイン学部教授、当学会研究組織委員会委員長
参加費:会員/無料(事前申込制)、非会員は参加できません

申込詳細:https://career-design.org/conference/seminar2022-1/

◆2022年 第5回 キャリアデザインライブ!

テーマ:「産業構造転換に直面した石炭の街を、珈琲と生の音楽で支
え続けてきた、大牟田の母、上野由幾恵さんと、その人生の志を受継
ぐ冨山博史さんに伺う――人と地域をつなぐ!一隅に灯し続ける希望、
その現場に立ち会おう!」

開催日時:2022年5月20日(金)19:00~20:30(オンライン入場開始:18:45~)
開催方法:Zoomによるオンライン配信
※お申し込みいただいた方にzoom IDをご連絡いたします。

ゲスト:上野由幾恵さん
略歴:大牟田日本フィルの会 事務局長、次世代を担う子供たちのこ
とを心から想う、“大牟田の母”、音楽や芸術のすばらしさを語り合え
る、コーヒーサロンはら店主。

ゲスト:冨山博史さん
略歴:福岡県大牟田市出身。大学卒業後大手玩具メーカーに勤務。そ
の後大牟田市に戻り、現在、株式会社カンカングループ 取締役副社長、
株式会社CREA 代表取締役、大牟田ビンテージのまち株式会社 代表
取締役を兼務。大牟田ビンテージのまち株式会社では、『hara harmony
coffee』の店頭に立ちながら、空き家やシャッター通りの再生事業に取
り組んでいる。

聞き手:坂口慶樹(当学会研究会企画委員会委員)
参加費:会員/無料、非会員/2000円(事前申込制)
申込詳細:https://career-design.org/conference/localtokyo2022-5/

◆第18回 研究大会自由研究発表の募集について

第18回研究大会は、「時空を超えた自律的な働き方に向けた挑戦」
を大会テーマとして、2022年9月10日(土)・11日(日)に
オンラインにて開催いたします。
現在、研究大会における自由研究発表の募集を行っております。
発表種別は、「研究報告」「実践報告」、発表区分は、「キャリアデ
ザイン学」「キャリア教育」「学生・生徒とキャリア」「企業内キャ
リア」「労働市場とキャリア」「ダイバーシティとキャリア」「多様
な働き方とキャリア」「その他」です。

2022年5月6日が締め切りとなっておりますので、遅れることのな
いようにお願いいたします。
詳細に関しましては、以下をご覧ください。

詳細:https://career-design.org/conference/nationwidetokyo018/?PageType=new

なお、大会に関する情報につきましては、随時学会ホームページを更
新いたします。

◆学会ウェブサイト(http://www.career-design.org/)、フェイスブック
(https://www.facebook.com/careerdesigngakkai)随時更新中です。
 ぜひご一読ください。

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2 キャリア辞典

 センテナリアン

■映画『ぼけますから、よろしくお願いいたします。』
 『ぼけますから、よろしくお願いいたします。』(2016年、監督・信友直子)
という映画をご存じだろうか。舞台は信友監督の実家のある広島県呉市。87歳で
認知症に直面し苦悩する母と、95歳で初めてリンゴの皮をむく父。その父が母の
介護に奮闘し、娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の内側を
丹念に描いたドキュメンタリー作品である。2019年の文化庁「文化記録映画大賞」
を受賞し、その続編もこの春に公開されている。
 そして、この映画の主人公を演じた100歳の父、信友良則さんは、令和3年9月14日
に厚生労働省が公表した「百歳高齢者表彰者」4万3633人の1人として、近況が紹介
されている。

■日本の100歳以上人口は、8万6510人
 同資料から、100歳以上の高齢者の数を見ると、老人福祉法が制定された1963年
には全国で153人だったが、1981年に1000人を超え、1998年に1万人を超えた、と
いう。その後、2012年に5万人を超え、2021年9月時点では8万6510人となった。う
ち女性は7万6450人で、全体の約88%を占めている。
 都道府県別に人口10万人当たりの100歳以上の数を見ると、最も多いのが島根県
の134.75人、最も少ないのは埼玉県の42.40人で3倍以上の開きがあった。ちなみに、
東京都は50.75人、大阪府は49.75人だった。
 
■センテナリアン(centenarian)
 100歳以上の長寿者をセンテナリアン(centenarian)という。特別な用語ではなく、
一般的な英語であるが、ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンと
アンドリュー・スコットが『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』
(2016、東洋経済新報社)で提唱した「人生100年時代」という言葉とともに、にわか
に注目されている。同書によれば、2007年に日本で生まれた子どもの半数が107歳より
長く生きると推計している。つまり、こうした推計や日本における100歳人口が右肩上
がりで増加している現実を見ても、もはや100歳以上が元気に暮らすことが、絵空事で
ない時代が目前に迫っている。
 
■110歳以上の長寿者は、「スーパーセンテナリアン」
 国際連合の推計によると、世界で最もセンテナリアンが多いのは、アメリカの10万
4819人(2020年7月1日現在)で、日本(前出8万6510人)はアメリカに次いで2番目に
多い。世界のセンテナリアンの合計は約41万7000人にも上っている。
 なお、110歳以上の長寿者は、「スーパーセンテナリアン」と呼ばれており、世界で
はセンテナリアンの1000人に1人がその可能性がある、とされる。日本のスーパーセン
テナリアンは、全国で146人とされている(総務省統計局「平成27年国勢調査結果」)。
先の「百歳高齢者表彰者」報告でも、111歳の上田さんと(男性、奈良県)と118歳の
田中さん(女性、福岡県)の事例が掲載されている。

■日本の高齢化率は29.1%
 さて、ここで、総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者」(2021年9月15日現在
推計)から、日本の高齢化の現状を改めて整理すると、日本の総人口は1億2522万人、
このうち65歳以上人口の高齢者は3640万人で、高齢化率は29.1%となっている。高齢化
率は過去最高で、2040年には35%を超える、と推計されている。また、諸外国の中でも
日本は世界第1位。2位はイタリア(23.6%)、3位はポルトガル(23.1%)などとなって
いる(統計により、順位は異なる場合がある)。
 また、高齢者の就業率(2020年)は、韓国の34.1%が主要国の中で最も高く第1位。
日本は2位の25.1%と、4人に1人が就業している。

■人生100年時代構想会議の「人づくり革命 基本構想」
 こうした中、政府では人生100年時代を見据えた経済社会システムを創り上げるための
政策のグランドデザインを検討する会議として、平成29年9月に「人生100年時代構想会議」
を設置した。「100年という長い期間をより充実したものにするためには、幼児教育から
小・中・高等学校教育、大学教育、更には社会人の学び直しに至るまで、生涯にわたる学
習が重要」とし、高齢者から若者まで全ての国民に活躍の場があり、元気に活躍し続けら
れる、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題としている。
 平成30年6月に公表された「人づくり革命 基本構想」(厚生労働省対応)によれば、幼児
教育無償化、待機児童の解消、介護人材の処遇改善、リカレント教育、高齢者雇用の促進の
5項目が挙げられている。最後の「高齢者雇用の促進」については2021年4月からの改正高齢
法で70歳までの雇用の努力義務化などが始まっており、企業を中心とした施策の見直しが進
んでいる。

■人生100年時代にキャリアデザインが果たす役割 
 教育現場はもちろん、社会人のリスキリングなど学び直しが改めて注目されているが、こ
こに各人生のステージで果たすキャリアデザインの役割も小さくないと言えるだろう。その
際には、個別の健康寿命も加味しつつ、人生100年から逆算した、ライフキャリアとワーク
キャリアの設計が重要になる。ただし、声高に「人生100年時代」と言われても、事情は個人
の置かれた状況によって大きな違いがある。特に、健康状況と資産、そして介護など周囲の
支え方なども大きな要因であり、一律的に語ることはできない。冒頭映画の信友監督のお父
さんのように、何よりも本人の自由な意思が尊重され、尊厳が守られながら長寿を生きられ
る環境が必要であると思われる。

                               (編集委員 石川了)

                               
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3 私が読んだキャリアの一冊 

 
   『女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行』
上野友子・武石恵美子著 光文社新書 2022.3.30

男の世界というイメージの強い自衛隊だが、すでに自衛官の7.9%は女性が占めて
いる(2020年3月31日現在)。この本に登場するのは、その中の「子を持つ女性佐官」
20人、全員が幹部候補生課程であり、年齢は30代が6人、40代以上が14人という。
佐官といえば、現場に出れば一佐なら1,000人の連隊を、三佐でも200人の中隊を率い
るポジションだ。キャリア官僚とまではいかないものの、世間的にはエリート公務員
の範疇に含まれよう。この本は、このポジションに「育児をしながら」到達しえた20
人の女性自衛官を対象としたインタビュー調査をもとに、そのキャリアを多角的に描
写し、分析している。

 まず第1章では自衛隊、自衛官の概要が、かいつまんで説明される。キャリアの各
ステップに行われる研修の充実ぶりが目を惹く。第2章では多様な入職課程が描かれ
る。強い意志や覚悟を持って自衛官の道を選んだ人ばかりでなく、「なんとなく」や
「たまたま」選んだという人も少なくないという。そんな人でも、やがて仕事を通じ
て自衛官の仕事に高い誇り、強いアイデンティティを持つようになるのだが、第3章
ではその課程が述べられる。それは任務の特殊性への自覚や、具体的な教育や任務
遂行を通じて形成されるというから、まさに自衛隊という組織の風土ゆえなのだろう。

 第4章では職場や仕事の変化といった「横のキャリア」が分析される。将来のキャ
リアのために複数の専門職種・職域を経験しつつ、現場と行政とを往復するという
幹部自衛官のキャリア形成においては、頻繁な異動、時には転勤が繰り返されるが、
女性自衛官たちはその意義を認め、前向きだという。また、近年では従来女性の配置
が制限されてきた職域でも女性が増加し、女性の職域が拡大しているという。

 第5章は昇任、「縦のキャリア」にあてられる。自衛隊は性別や年齢とは無関係な
階級社会であり、任務内容が明確かつ男女差がないことから、女性の昇任は進みやす
いという。ここでは幹部、指揮官の任務の醍醐味が多く語られているが、一方で上位
昇任を目指す単線型のキャリアの複線化が課題として指摘されてもいる。
 第6章は「女性自衛官の壁」と題され、男性社会たる自衛隊の中で女性が直面する
キャリアの壁、具体的には体力、妊娠・出産によるキャリアの中断、根強く残るジェ
ンダー・バイアスなどが取り上げられ、ダイバーシティや管理職の役割の重要性が述
べられる。

 そして第7章が「女性自衛官の仕事と子育て」、いわゆるワークライフバランスの
分析となる。264ページの本書の50ページを占める最長の章である。自衛官には緊急
事態に際して職務を最優先にする「即応態勢」が課され、有事にあっては命を賭して
国民を守る覚悟が求められる。ここでは、そうした中で仕事と家庭の責任をともに
果たすことの苦悩が切実に述べられ、それぞれが置かれた立場、環境の中で、それを
克服していく様々な悪戦苦闘が語られている。それをやり遂げた20人の共通項は「一
人で抱え込まずチームで乗り越える」ことであり、それが自衛隊の一致団結の強みな
のだろう。

 第8章は全体のまとめで、副題にあるとおり、女性自衛官のキャリアが「自分らし
さ」と「任務遂行」をキーワードに考察されている。任務遂行が自分らしさにつなが
る納得感はキャリア自律の基本であり、組織と共存し自分らしさを実践する柔軟性が
重要であると著者はいう。官民、男女を問わず通用するインプリケーションであろう。
 確かにこの本の語りは自衛隊という特殊な世界、さらにその中の女性幹部自衛官と
いう限られた範囲のものだが、それを超えた普遍的な価値も豊富に有しているのでは
ないかと思う。まず、それぞれの語りは臨場感と迫力にあふれ、強い説得力がある。
著者の調査力と筆力のなせるわざであろうが、その中にはキャリアを考える多くの人
々にとって、さまざまなヒント、気づきがあるに違いない。

 さらに、男性である評者にはうかがい知れないが、働く女性に勇気を与える内容も
多そうに思える。もちろん、多くのキャリア危機を乗り越えてきたサバイバーたちの
語りに「私にはできない」という感想を持つ人もいるだろうが、それはそれでキャリ
アを考える上で一つの有意義な気づきだろう。
 そしてなにより評者が感じたのは、ここに登場する多くの人物像は、女性自衛官だ
けではなく、その上司や配偶者といった人々も含めて、たいへん魅力的なものが多い
ということだ。この本を読んで「私も幹部自衛官を目指したい」と思う女性も少なく
ないのではないかと思う。そういう意味でも、多くの人に読まれてほしい本だと思う。

                           (編集委員 荻野勝彦)

  

 ※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
 日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。

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4 キャリアイベント情報等

◆テーマ シンポジウム「コロナショックと働き方~不安を乗り越えるための
     レジリエンスという新資産~」

日 時 2022年4月22日(金)14:00~15:30 (開場 13:50)
形 式 オンライン(Zoomウェビナー)
参加費 無料 
主 催 リクルートワークス研究所
詳 細 https://www.works-i.com/column/seminar/20220422.html

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5 学会活動ニュース

◆2022年2022年3月15日(火) 於オンライン
第3回キャリアデザインライブ!
テーマ :「デジタル時代の人材戦略 リスキリング」
登壇者 :リクルートワークス研究所 
人事研究センター長/主幹研究員 石原直子氏 
聞き手 法政大学キャリアデザイン学部、
当学会研究会企画委員会委員 松浦民恵氏
    

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【編集後記】
 前回のこのコーナーで、北京オリンピックの熱戦と多くの感動があったことを
伝えた。しかし、その感動も冷めやらない2月中旬、恐ろしい現実が突き付けられ
た。ロシアによるウクライナ侵攻である。第二次世界大戦以降、これだけ国際社会
が発展し、「平和」が希求されたにもかかわらず、非道な軍事進攻を誰も止められ
なかった。そして世界はSNSも含めた多くのメディアで一時代前のような戦争を目の
当たりにした。コロナ禍、地震や台風などの自然災害によっても思いもかけないキャ
リアの変更を強いられることがある。しかし、戦争という人為的な行為によるキャリ
アの断絶ほど、ばからしく、悲しいことなはい。一刻でも早い停戦を祈る。(s)

・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。 
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。

 学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
 ◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
   http://www.career-design.org/

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  日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
  オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
 
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発
 行しています。
 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140735.htm
無断転用はお断りいたします。
 このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
 会として正確性などを保証するものではありません。

【日本キャリアデザイン学会広報委員会】

 石川 了 労務行政研究所(株式会社労務行政)
 内田勝久 富士電機株式会社
 荻野勝彦 トヨタ自動車株式会社
梶田マリ 株式会社モスフードサービス
 小室銘子 株式会社パーソル総合研究所
 高橋基樹 日本無線株式会社
 平野恵子 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
 堀内泰利 慶應義塾大学
 松岡 猛 NECマネジメントパートナー株式会社
 松原光代 近畿大学
 山野晴雄 元・桜華女学院(現・日本体育大学桜華)高等学校

   日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
    e-mail info@career-design.org
   〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
   三鷹ビジネスパーク2号館 ぶんしん出版内

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