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□ キャリアデザインマガジン 第146 号 2020 年2月16日発行
日本キャリアデザイン学会 http://www.career-design.org/
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「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
※等幅フォントでごらんください。文中敬称略。
□ 目 次 □———————————————————–
1 学会からのお知らせ
2 キャリア辞典 「セルフ・キャリアドック」
3 私が読んだキャリアの1冊
『はじめよう!SOGIハラのない学校・職場づくり
~性の多様性に関するいじめ・ハラスメントをなくすために』
「なくそう!SOGIハラ」実行委員会編
4 キャリアイベント情報
5 学会活動ニュース
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1 学会からのお知らせ
◆2020年 3学会共同研究会(日本キャリアデザイン学会・日本労務学会・日本労使関係研究協会)
日 時: 2020年3月28日(土) 15:00~17:40
テーマ:
「自前の理論で研究する-小池和男教授の研究史、その可能性-」
登壇者:
司会 石山恒貴(法政大学大学院政策創造研究科研究科・教授・日本労務学会関東部会長)
脇坂明(学習院大学経済学部・教授、日本キャリアデザイン学会会長)
「キャリアとしてのOJT」
石田光男(同志社大学社会学部産業関係学科・教授・日本労務学会理事)
「制度研究よりみた小池理論の達成と課題」
藤村博之(法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授・日本労使関係研究協会会長)
「臨機応変―海外調査の現場から」
梅崎修(法政大学キャリアデザイン学部・教授・日本キャリアデザイン学会・研究会企画委員長)
「労働・職場調査のモデルと方法―『聞きとりの作法』を中心に」
研究会詳細:
戦後の労働経済、人事労務管理、労使関係の研究において、大きな研究業
績を残された小池和男教授が、2019年にお亡くなりました。「小池理論」
と呼ばれた研究成果を、我々がどのように継承し、時に議論し、そして、
新しい理論の構築に活かしていくのかは、現在の研究者の使命といえま
す。しかし、小池理論は有名であっても、小池流の理論と調査がどのよう
に行われたのかについては、十分な理解が行われているわけではありませ
ん。単に小池理論を教科書的に学ぶのではなく、小池流に研究するとはど
のような思考、心構え、工夫が必要となるか。研究者たちが、集まり議論
し、小池先生との熱い、知的バトルを繰り広げたいと思います。
参加費:会員・一般/無料 (懇親会費:3,000円(税込)*事前申込み制)
会 場:
法政大学市ヶ谷キャンパス 新一口坂校舎301
https://www.hoseikyoiku.jp/facilities/shinhitokuchizaka.html
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
【JR線】 総武線:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 都営新宿線:市ヶ谷駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 東京メトロ有楽町線:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 東京メトロ東西線:飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 東京メトロ南北線:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分
【地下鉄線】 都営大江戸線:飯田橋駅下車徒歩10分
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
お申込受付中↓ ※ 3学会同時受付中
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/589558/
◆第19回キャリアデザイン学会 中京支部研究会
日 時: 2020年3月28日(土) 14:30~17:00
テーマ:
「柔軟な働き方・自律的なキャリアについて考える―コンサルタントの事例を通じて―」
発表者:株式会社クニエ (NTTデータグループ コンサルティング会社)
マネージャー 白澤朋佳
研究会詳細:
日本キャリアデザイン学会はキャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を
考える学会です。多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指し、
キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場でもあります。中京支部
では、研究と実践、およびダイバシティのキャリアをテーマに年3回研究会を
開催しています。
近年、政府が主導する「働き方改革」を背景に、各企業においても、多様な
働き方の実現に向けた様々な施策が講じられるようになりました。働く一人
ひとりが自分らしいキャリア、ライフスタイル合わせた働き方を選択できる
よう、企業には、働く時間・場所に関する旧来の制約を取り除き、より多様
な成果発揮を促すことが求められています。一方、こうした働き方への変化
にあたっては、必ずしもポジティブな側面だけでなく、一定の難しさも伴う
と考えられます。
特に、メンバーの育成・マネジメントに関しては、従来のあり方が通用し
なくなり、実際の現場で様々な困難に直面されている方も多いのではないで
しょうか。
本研究会では、コンサルティング会社にてご自身が柔軟な働き方をしなが
ら、またマネージャーとしてプロジェクトのマネジメントを担っている白澤
さんから、コンサルタントの具体的な働き方とキャリア形成に関して、ご発
表頂きたいと思います。当日は、柔軟な働き方の在りようや、その推進にあ
たって企業・個人それぞれが留意すべきポイントについて、皆で考えていけ
ればと思います。多くの皆様の参加をお待ちしております。
参加費:学会会員 無料、一般 3,000円(先着50名) ※ 研究会終了後、
懇親会を予定しております。会費3,500円~4,000円
会 場:名古屋大学教育学部2階第3講義室
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
http://www.educa.nagoya-u.ac.jp/info/access.html
お申込受付中↓
◆第17回研究大会について
日 時 2020年9月12日(土)、13日(日)
場 所 新潟大学 五十嵐キャンパス
テーマ「2020:地域の匠とキャリアデザイン」
※ 11日(金)に エクスカーションツアーを開催する予定です。
※ 自由研究発表の申込・詳細等は決定次第学会HPに掲載いたします。
◆キャリアデザインライブの今後の予定
東京にて、以下のスケジュールでの開催を予定しています。
4月24日(金)19:00~20:30
5月15日(金)19:00~20:30
6月19日(金)19:00~20:30
7月4日(土)(出張ライブ・秩父)午後
※ 日時等は変更する可能性があります。
※ 決定次第順次ホームページにて募集を開始します。
◆学会ウェブサイト(http://www.career-design.org/)、フェイスブック
(https://www.facebook.com/careerdesigngakkai)随時更新中です。
ぜひご一読ください。
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2 キャリア辞典
「セルフ・キャリアドック」
セルフ・キャリアドックとは、企業での人材育成方針に基づき、キャリアコンサ
ルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせ、体系的・定期的に従業員
の支援を実施することで従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な
取り組みである。
これは、2017年に厚生労働省より発表された「セルフ・キャリアドック」導入の方
針と展開で示されたものであるが、その背景として、2015年に閣議決定された「『
日本再興戦略』改訂2015」で示された雇用制度改革や人材育成強化がある。2015年
に改正され2016年4月に施行された職業能力開発促進法では、労働者の職業生活設計
(キャリアデザイン)と職業能力開発の取り組みを促進するために、事業主の努力
義務として、キャリアコンサルティングの機会の提供、その他の援助を行うことが
定められたが、その具体的な施策や活動を明確化したものが、セルフ・キャリアド
ックである。
なお、職業能力開発促進法では、キャリアコンサルティングとは、職業の選択、
職業生活の設計、職業能力の開発と向上に関する相談、助言、指導と定義されてい
る。セルフ・キャリアドックは、これまでのキャリアコンサルティングの活動に加
えて、生産性向上とそのための人材育成戦略を重視した施策と活動であり、企業経
営者とキャリアコンサルタントはこれに対応することが求められている。
具体的には、次のような施策や活動が求められている。
・経営者にキャリアコンサルティングの機会提供に向けたコミットメント、人材育
成ビジョン・方針の策定と社内に周知・浸透することを求めている。そして、
キャリアコンサルティングのインフラ作りを企業に求め、そのための総合的な取
り組みと仕組み作りが重要という視点が強調されている。かつ、企業・組織の視
点に加え、セルフ・キャリアドックは従業員一人ひとりが主体性を発揮し、キャ
リア開発を実践することを重視・尊重し、それを可能にする人材育成・支援を促
進・実現する仕組みを提供することとしている。
・個別企業に対し、提供するキャリアコンサルティングの内容を具体化し、従業員
に明示することを求めている。そして、キャリアコンサルティング活動を面談の
みに限定せず、多様なキャリア研修の実施とその後のフォローアップをも組み込
んだ総合的な取り組み・仕組みにすることとしている。
・キャリアコンサルタントに全体報告と個別報告を求めている。セルフ・キャリア
ドックでは、キャリアコンサルタントに、守秘義務を担保し、クライアントの同
意を得た上で、全体報告書と個別報告書の作成を求めている。全体報告では、
キャリアコンサルティング活動の実施状況、キャリアコンサルティング活動によ
り把握された組織的・全体的な課題や傾向、障害となる組織要因の把握、改善提
案などを行うことを求めている。キャリアコンサルタントは、全体報告書を人事
部門に提出し、人事部門はそれを踏まえ、課題、解決策や施策の提案などを経営
層に報告することとしている。個別報告とは、個人のキャリア意識の課題、職場
内やメンバーとの人間関係、組織上の問題から生じている個人の状況をまとめた
ものであり、個人の成長とキャリア開発計画の基礎資料として活用されるもので
あり、またキャリアコンサルタント間での共有、スーパービジョンにおいても活
用されるものである。なお、個別報告は、キャリア面談記録とは別個に作成され
るものであり、クライアントのキャリア形成に関する重要な情報をまとめたもの
である。
・事業主の講ずる「その他の援助」として、具体的に次の6つの活動をあげ、組織
開発や組織の活性化を組み込んだ総合的な取り組みを提示している。1)キャリ
ア健診・組織風土・モラルサーベイなどによる、組織レベルの職業生活の設計に
対する組織レベル、職場レベルの支援、2)職場開発・組織開発・職場ぐるみ訓
練といった職場レベルでの職業生活設計と能力開発を活用した支援、3)管理職
によるキャリア面談の実施とその支援、4)OJTなどを通した現場レベルでの仕事
に対する能力の改善・工夫の支援、5)360度評価/フィードバックなどを通した
個人の能力開発の多面性の確保、6)キャリアコンサルティング面談の結果や職
業生活の設計とそのための能力開発に関わる多面的なデータをまとめたデータベ
ースの作成などによる、個々人の情報を一元化した、支援のメカニズムの運用効
果の向上。
・多様な従業員への支援の中でも、新卒採用者、育児・介護休業者、中堅社員、シ
ニア社員と言ったカテゴリーを明示し、その人たちへの支援を喫緊の課題として
提示している。
上記の通り、セルフ・キャリアドックでは、キャリアコンサルティングの施策・
活動に対する企業経営者の積極的な関与を求めるとともに、キャリアコンサルタン
トの役割や活動の大きな拡大を求めており、これらを担うことのできるキャリアコ
ンサルタントの養成と質の向上が強く求められていると言える。
(編集委員 堀内泰利)
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3 私が読んだキャリアの一冊
『はじめよう!SOGIハラのない学校・職場づくり
~性の多様性に関するいじめ・ハラスメントをなくすために』
「なくそう!SOGIハラ」実行委員会編 大月書店 2019.7.12
周知の通り、「SOGI」とは、Sexual Orientation(性的指向)とGender Identity
(性自認)の英語の頭文字を取った語である。一般的には「LGBT」が使われている
が、本書では、LGBTを「特定のセクシャリティを持つ人の集合」を指すことであるの
に対し、SOGIを「特定の集合ではなく誰もが持つ性のありかたを捉えた概念」と、定
義している。すなわち、当事者であるか否かに関わらず困難を抱え、支援が必要な人を指
している。
本論では「性的マイノリティ」と呼称する。本書の構成は、「基礎から知るSOGI
ハラ」「学校で起こるSOGIハラ」「これってSOGIハラ?事例集」「SOGIハラ
のない学校・職場づくりに必要なこと」となっており、学校や職場における性的マイノリ
ティの当事者に対する差別的な言動や行為等を「ハラスメント」の視点で捉え、様々な事
例を挙げている。その上で対応方法、当事者を含む方々の対談となっている。
本書で取り上げているSOGIハラの事例としては、「差別的な言動や嘲笑、差別的な呼称」
「いじめ・暴力・無視」「望まない性での生活の強要」「不当な入学拒否や転校強制、異
動や解雇」「SOGIについて許可なく公表(アウティング」」に分類している。これら
の事例は、第一に性的マイノリティに対する周囲の理解不足、第二に当事者が自分を表現
(カミングアウト)できないことによるストレス、第三に表現したことによる不利益やア
ウティング等がある。さらに男らしさ・女らしさなど、固定観念によるセクシャリティを
求める状況がある。
実際、性的マイノリティに関わらず、あらゆる場面で多数と異なる少数への偏見や排除
の意識があることは否めない。その結果、当事者に対するいじめや不利益、さらに生活の
しづらさとなって表れている。
性的マイノリティの割合は、2016年日本労働組合総連合の調査
(https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/)では8.0%(「LGB」3.1%、「T」1.8%、
「A-Sexual」2.6%、「その他」0.5%)、2018年電通ダイバーシティラボ
(https://dentsu-ho.com/articles/6435)の調査では8.9%、株式会社LGBT総合研究所
(https://www.daiko.co.jp/daiko-topics/2019/1126130022.html)の2019年調査では10.0%
(性的指向7.0%、性自認6.1%)と公表されている。この中で、もっとも引用されているの
が電通ダイバーシティラボの8.9%であり、100人のうち当事者が約9人となる。
また、法務省が開設している「多様な性について考えよう!」のサイト
(http://www.moj.go.jp/JINKEN/LGBT/index.html)では、職場や学校でカミングアウト
した当事者は27.6%で「カミングアウトの壁」に直面していることが示されている。
本書では、下記のような実際の職場における事例が報告されている。
・男性が職場の宴席で女装を強要され、うつ病で休職している(差別的な言動や嘲笑、
差別的な呼称)
・女性としての生活体験を積むため福祉センターの夕食会に参加したら、他の利用者から
「オカマが来た」と噂された(いじめ・暴言・無視)
・髪を伸ばしたら上司からとがめられ,退職を余儀なくされた
(望まない性での生活の強要)
・採用内定後の面談で「戸籍上は女性である」とカミングアウトしたら、内定を取り消さ
れた(不当な入学拒否や転校強制、異動や解雇)
・声が低いため「この人オカマ?」「男か女かわからなくて気持ち悪い」と客からの苦情
で、人目のつかない部署に追いやられた(不当な入学拒否や転校強制、異動や解雇)
・職場で親しい友人に「彼氏いないの?」と再三聞かれ、「いるけど相手は女性」と打ち
明けたところ、言いふらされて職場の人たちとの間で緊張が走った(SOGIについて
許可なくアウティング)。
しかし本書では、逆に次のような事例も掲載されている。
・会社説明会のアンケートの性別欄に「その他」があるのを見た学生が「ここはハラスメ
ントのない,いい会社」と思って入社を決めた。
・あるスーパーで「男同士が手をつないでいるのが気持ち悪いので来ないようにしてほし
い」と投書の回答で、「LGBTの方々を踏みにじるような言動はおやめください」
「皆さま大切なお客様ですので、侮辱するような方をお客様としてお迎えできません」
と毅然とした対応をした。
筆者は、別の当事者が集う場で、当事者のいろいろな発言を聞くことができた。例え
ば、「最大の差別は結婚できないことである」「制服や履歴書の性別などのため、就職
することが怖い」「カミングアウトしたことで、逆にその職場にいづらくなった」「当
事者を支援しようとしても周りの理解が得られなかった」等、多くの人が実際にSOG
Iハラを経験していた。
これらを踏まえて、本書では今後の職場における対応や配慮について、次のように示し
ている。
・職場の責任者は、誰もが安心して働けるハラスメントのない環境を作る責務がある
・社内でもSOGIハラ防止のための研修の実施や社内規程で性的指向や性自認に対する
差別の禁止の明文化する必要がある
・当事者がいるいないに関わらず、セクシャリティや身体的特性を品評する行為を禁止する
・履歴書用に性別欄の必要性についての検討する
・職場の一体感を深めるなどの理由で、立場の弱い人に本人の望まない行為等を強要するこ
とがあってはならない
もちろん、これらのソフト面だけではなく、制服や更衣室、トイレ等のハード面の整備も
必要となる。ダイバーシティにおいて、セクシャリティの多様性を踏まえることが重要となる。
すべての人が自らのキャリア形成を図るためにも、ダイバーシティマネジメントの視点が重要
であり、一人一人の意識を高めていかなければならない。
(編集委員 青木猛正)
※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。
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4 キャリアイベント情報等
◆日本キャリア教育学会2019年度 第2回研究推進委員会企画講習会
テーマ キャリア教育研究への教育学的アプローチ
―海外でのフィールドワークを事例として―
日 時 2020年2月22日(土) 14:00~17:00 ※受付13:30~
会 場 学習院大学 目白キャンパス 北1号館-407教室
講 師 京免徹雄氏(筑波大学人間系助教)
参加費 会員/無料(事前申込み制),定員 先着30名
※ 非会員の方及び入会申請中の方も奮ってお申し込みください。
参加申し込み https://reas3.ouj.ac.jp/reas/q/62985
※申し込みいただきましたら、詳細を記した案内を別途お送りします。
お問い合わせ 山田智之@上越教育大学 tomoyuki@juen.ac.jp
◆日本人材マネジメント協会(JSHRM)・リサーチプロジェクト シンポジウム
テーマ 「調査データから考える若手が躍動する組織と自燃(ジネン)力」
日 時 2020年2月29日(土)14:00-17:30(開場:13:30)
会 場 学習院大学・北1号館201教室(JR山手線「目白」駅下車・徒歩30秒)
参加費 JSHRM会員・お試し会員:1,000円/非会員:3,000円
詳細及び申込 http://www.jshrm.org/event/researchi_project/2020_0229
◆労働セミナー「派遣で働く人のための派遣の基本ルールと制度解説」
/東京都労働相談情報センター
テーマ 派遣で働く人のための派遣の基本ルールと制度解説
日 時 2020年3月2日(月)、9日(月)
会 場 千代田区
参加費 無料(定員60名、託児サービスあり)
詳 細 https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/seminarform/index/detail?kanri_bango=seminar-zchuo-000980
◆これでわかる!”同一労働同一賃金”のポイント/かながわ労働センター県央支所
テーマ これでわかる!”同一労働同一賃金”のポイント
日 時 3月11日(水)パート有期法・改正派遣法の概要
3月18日(水)同一労働同一賃金をめぐる重要裁判例
会 場 大和市
参加費 無料(定員各回50名、事前申込制、先着順)
詳 細 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/w4v/evt/e6921734.html
◆中小企業向けセミナー「外国人財の活用~技能実習制度の活用を中心に~」
/東京都立城東職業能力開発センター
テーマ 外国人財の活用~技能実習制度の活用を中心に
日 時 3月13日(金)
会 場 足立区
参加費 無料
詳 細 http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/vsdc/joto/post_59.html
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5 学会活動ニュース
◆ 2019年12月20日(金)
2019年第5回キャリアデザインライブ! 於 法政大学市ヶ谷キャンパス
テーマ:「恋愛の心理学~恋愛とキャリアデザイン~」
ゲスト:高坂 康雅(和光大学教授)
コーディネーター:山田 智之(上越教育大学准教授)
◆2020年1月12日(日)
2019年度第3回理事会 於 学習院大学目白キャンパス
-第17回研究大会について、研究会(キャリアデザインライブ)会費の件、
資格失効会員の再入会申込書の件、研究誌編集委員会委員変更の件、
研究組織委員会報告(2019年度計画)、その他
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【編集後記】
2019年12月から中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大が止まら
ない。2020年2月15日現在の中国における感染者は約6万6000人、死者数は1500人を超
えたとされる。また、日本でもクルーズ船を含め259人が感染との報道がなされている。
感染拡大がどこまで進むのか、企業の操業停止など経済・社会への影響も懸念されて
いる。ある専門家によると、人間は古代から様々な生物と共存してきており、細菌な
どとも距離を保ちながら時には戦ってきた歴史を持つという。温暖化の影響か、エボ
ラなど原始的なウイルスが人間社会を襲うことも映画の世界ではなく、現実のものと
なった。より長期的かつ実効的視点で、自然との共存を考えるべき時期にきているの
かもしれない。(s)
・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。
学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
http://www.career-design.org/
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日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発
行しています。
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140735.htm
無断転用はお断りいたします。
このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
会として正確性などを保証するものではありません。
【日本キャリアデザイン学会広報委員会】
青木猛正 立教大学
石川 了 労務行政研究所
内田勝久 富士電機株式会社
梶田マリ 株式会社モスフードサービス
長島裕子 双日株式会社
平野恵子 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
堀内泰利 慶應義塾大学
松岡 猛 NECマネジメントパートナー株式会社
山野晴雄 元・桜華女学院(現・日本体育大学桜華)高等学校
日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
e-mail info@career-design.org
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
三鷹ビジネスパーク2号館 ぶんしん出版内
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