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□ キャリアデザインマガジン 第142号 平成31年6月25日発行
日本キャリアデザイン学会 http://www.career-design.org/
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「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
※等幅フォントでごらんください。文中敬称略。
□ 目 次 □———————————————————–
1 学会からのお知らせ
2 キャリア辞典 「夏季休暇」
3 私が読んだキャリアの1冊
鹿嶋敬著『なぜ働き続けられない? 社会と自分の力学』
4 キャリアイベント情報
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1 学会からのお知らせ
◆2019キャリアデザインライブ第4回
日 時 2019年7月13日(土)16:00~18:30
場 所 法政大学 市ヶ谷キャンパス 大内山校舎3階 キャリア情報ルーム
定 員 30名
参加費(飲食費) 会員/1,000円 非会員/4,000円 (事前申込制)
テーマ あたらしい「路上」からライフキャリアを考える
~交ざるチカラの活かし方~
ゲスト 影山 裕樹
略歴 1982年、東京生まれ。編集者、文筆家、メディアコンサルタント。合同会社
千十一編集室代表。アート、カルチャー書の出版プロデュース、ウェブや紙
媒体の編集、執筆活動の他、近年は「CIRCULATION KYOTO」(2017)、
「KOBE MEME」(2018-19)など全国各地の地域プロジェクトやクリエイター
向けワークショップの企画立案、ディレクションなど幅広く活動を行なって
いる。著書に『ローカルメディアのつくりかた』、編著に『あたらしい「路
上」のつくり方』などがある。2017年にウェブマガジン「EDIT LOCAL」を立
ち上げ、ディレクターを務める。路上観察ユニット・新しい骨董、NPO法人
芸術公社メンバー。一般社団法人地域デザイン学会参与。青山学院女子短期
大学非常勤講師。
趣 旨 近年、屋外公共空間でのイベントづくりが広がっています。電車ホーム、
酒場、公園、結婚式、野外映画上映、路上バーなど、あたらしい「路上」が
次々と誕生して います。このような屋外空間の新しい利用は、私たちの生
活(ライフキャリア)に大 きな影響を与えると言えるのではないでしょう
か。このような新しい動きを「異なるコミュニティをつなぐ」というキーワ
ードで積極的に取り上げていく動きが「あたらしい路上」です。SNSの発展は、
人々とつなぐという側面が肯定的に評価されますが、むしろ我々は、SNSを通じ
て生活圏、趣味嗜好性、および価値観を共有する同質の人たちだけで集まって
いるとも言えないでしょうか。今回のキャリアデザインライブ!では、あたら
しい「路上」が「異質な人たちの交流」を生み出す可能性について実践例を紹
介していただきながら参加者の皆さんと議論したいと思います。また,教室に
なりますが、今回イベントの中では、実際に、あたらしい「路上」づくりも行
いたいと思います。「立ち飲みキャリア」や「スナックcareer」を作る試みに
なります。飲食代として1000円をいただきます。
申込み&詳細 http://www.career-design.org/pub/t088.html
◆日本キャリアデザイン学会 関西支部第24回研究会
日 時 2019年7月27日(土) 14:30~16:45 (受付開始:14:00~)
会 場 新大阪丸ビル別館 3-1号室
〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18-22
JR新大阪駅東口より徒歩2分/地下鉄御堂筋線新大阪駅5・6番改札出口
より徒歩8分(https://marubiru-bekkan.com/access.php)
テーマ 進路未決定研究から考える「若者が職業を選ぶ」ということ
概 要 第23回研究会は、上記のテーマに沿って、滋賀大学教育学部教授の若松
養亮氏から研究報告をしていただき、フロアの皆さんと共に議論を深めま
す。若松氏からいただいたメッセージを下記に掲載します。
学部3年次の研究から35年間、大学生が自分の職業選択に確信を持てず、
決められないこと(意思決定の遅延)に関心をもち、データを集めてきまし
た。career indecision studiesと呼ばれる一連の研究は1960年代の米国か
ら始まりましたが、研究は膨大にあっても「理論がない」と言われ、確かに
迷走していた感がありました。今回は、私の研究をご紹介し、到達したひと
まとまりの理論的なものをたたき台として示しながら、就職した経験をもた
ない若者(とくに大学生)が、職業を選び考えるとはどういうことか、何が
なぜ難しいのか、私たちはそれをどう支援したらよいかを、みなさんととも
に考えたいと思います。よろしくお願いいたします。
プログラム 司会:三川俊樹(追手門学院大学)
14:30~14:35 開会挨拶 関西支部長 中村 恵 (神戸学院大学)
14:35~16:00 研究報告 講師:若松 養亮氏 (滋賀大学教育学部教授)
テーマ 進路未決定研究から考える「若者が職業を選ぶ」ということ
休憩 [10分]
16:10~16:40 全体討議 進行:三川俊樹 (追手門学院大学)
16:40~16:50 総括コメント :松高 政 (京都産業大学)
16:50~ 閉会挨拶 関西支部長 中村 恵 (神戸学院大学)
17:00~19:00 懇親会 *場所は未定です。
参加費 会員無料、一般(会員外)3,000円 懇親会 3,500円(予定)
参加希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
http://www.career-design.org/pub/02.html
◆第16回研究大会について
日 時 2019年9月7日(土)8日(日)
場 所 学習院大学 目白キャンパス
テーマ 「原点回帰 今一度“キャリアデザインを問い直す」
参加申込を開始しました。
詳細と申込は下記の学会HPを参照ください。
http://www.career-design.org/eve/index.html
※前日(6日(金))に、エクスカーション・ツアー(学習院の歴史を訪ねる
キャンパス・ツアー(日比谷松本楼学習院店)ディナー)を開催します。
こちらも奮ってご参加ください。
詳細と申込は下記の学会HPを参照ください。
http://www.career-design.org/eve/2019campustour.html
◆学会ウェブサイト(http://www.career-design.org/)、フェイスブック
(https://www.facebook.com/careerdesigngakkai)随時更新中です。
ぜひご一読ください。
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2 キャリア辞典
「夏季休暇」
■夏季休暇とは?
厚生労働省「就労条件調査」(平成30年)によれば、企業における「夏季休暇」とは
「一般的に7月~9月の夏季の期間に連続で与えられる休暇(休日も含む。)」とされ
ている。この休暇は、いわゆる「特別休暇」という範疇に入ることが多く、主に法律で
定められた休日(週休日)や法定休暇(年次有給休暇、産前・産後休暇、育児休業、介
護休業、子の看護のための休暇等)以外に付与される休暇で、就業規則等で制度(慣行
も含む。)として認められている休暇を指すことが多い。
「夏季休暇」のほか、「夏期休暇」「夏期特別休暇」「夏休」「お盆休み」等々企業に
より呼び方は様々である。
■実施割合と付与日数
休暇制度の中でも、年次有給休暇に次いで日数が長く、先の「就労条件調査」によれ
ば、夏季休暇の実施率は44.5 %であり、「1企業平均1回当たり最高付与日数」は平
均で4.4日だった。休暇中の賃金を「全額支給する」企業割合は82.5%、「一部」3.0%、
「無休」14.5%となっている。
労務行政研究所調査(2018年)によると、回答者209人に夏季休暇の日数を尋ねたと
ころ、「9日」が31.6%で最も多く、次いで「5日」が21.5%、「3日以下」「6日」が各
9.1%などという結果になった。休暇の内訳は、カレンダーや就業規則で決めるものや一
定期間に個人で取得するもの、年休を充当するものなどさまざま。2019年は「山の日」
が8月11日(日)で翌日12日が振替休日。10日の土曜日から4日の休暇を充当すれば、
9連休の実現も可能だ。
■夏季休暇の起源
「賞与」について、このコーナーで記述したした際、江戸時代に商家や職人社会で住
み込みをして働いていた奉公人が、盆や暮に実家に帰ることを許された「藪入り(やぶ
いり)」という休日があり、「主人から新しい着物や履き物、餅代あるいは少額の小遣
いが支給された四季施(しきせ)が賞与の起源」だと書いた。夏季休暇はまさにこの「
藪入り」が起源であり、旧暦1月16日と旧暦7月16日がその日に当たっていた。奉公人や
嫁に出た女性は、この日前後に実家に帰ることを許され、休日を楽しんだという。明治
時代に入ると、新暦に移行し、これらがそのままお盆と年末年始の休暇として定着して
いった。ちなみに、学校における休暇は、明治14年の小学校教則綱領の第7条に「小学
校ニ於テハ日曜日、夏季冬季休業日及大祭日、祝日等ヲ除クノ外授業スヘキモノトス」
と規定されており、現在の夏休みの原形が見られる。
■過ごし方に変化も
「麦わら帽子はもう消えた~♪」――こんな歌詞で始まる歌が大昔に流行ったが、今の
若い人たちは知る由もないだろう。そう、古い世代の夏休みといえば、海山のレジャー
であり、麦わら帽にセミの声だが、最近の過ごし方は?
マクロミルが2018年6月、 全国20~59歳の会社員(マクロミルモニタ会員)を対象に
行った調査によると、夏休みの時期がすでにわかっている692名に、夏休み中の過ごし
方について尋ねた(複数回答)。これによると、最も多かったのは「家でゆっくり過ご
す」の50%で、以下「お出かけ・旅行」49%、「帰省」33%、「墓参り」27%などとなり、
案外“家で過ごす派”も最近は多いようだ。さて、労基法改正によって「年5日の年休
取得」が義務付けられた。こうした動きも踏まえて、令和最初の夏休みは“休み方改革”
につながるのか、気になるところだ。
(編集委員 石川了)
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3 私が読んだキャリアの一冊
『なぜ働き続けられない? 社会と自分の力学』
鹿嶋敬著 岩波新書 2019.1.29
現在、安倍政権は、「一億総活躍社会」の実現を目指し、その一環として女性活躍推
進を重点課題として位置づけている。働く女性の「活躍」が注目されたのは、男女雇用
機会均等法が制定される(1985年)前後にもあったが、それから30数年経ち、男女が職
場で対等な関係を築き、女性が家庭と両立させながら仕事にやりがいを見いだせる社会
がどこまで実現しているのだろうか。
著者の鹿嶋敬氏は、男女雇用機会均等法が制定される前後は日本経済新聞記者として
取材し、実践女子大教員時代は国の男女共同参画会議議員として関わり、現在は女性労
働協会会長として女性の就業支援や活躍推進事業に携わるなど、男女共同参画社会の形
成や女性活躍推進の理念の浸透などの仕事に関わってきた。本書は、職場での男女平等
の流れをたどりつつ、固定的な性別役割分担意識の解消や、男女共同参画の浸透を図る
ことの重要性を指摘し、当面する課題を提示したものである。
1「いま、起きていること」では、女性活躍推進法が制定(2015年)されたが、この
法律の論拠とした男女共同参画社会基本法の「参画」の基本理念は社会に浸透している
のかと問い、女性の活躍にしても、それは深刻な少子高齢化にともなう労働力不足が懸
念されているからではないかという疑念があり、固定的な性別役割分担意識も暮らしの
中だけでなく組織にも根づいており、女性の非正規雇用率は高く、賃金格差も依然とし
て大きいことを指摘している。
2「男女雇用機会均等の時代」では、男女雇用機会均等法制定の際の使用者側・労働
側の議論から振り返り、均等法は使用者側が恐れた結果の平等は志向しないことで公益
・労働・使用者側が合意してできたものであること、コース別管理制度は、「形だけの
男女平等を整え、男女雇用機会均等時代の体裁を繕った」もので、均等法時代のシンボ
ルとなった女性総合職も、家事・育児の負担の大きさから続けられる女性は少なかった
こと、そこには企業や社会全般に働くことに関する「男女平等の理解が不十分だったこ
とに加え、育児支援に関する法整備ができていなかったこと、家事だけでなく育児も男
性を巻き込んで、といった理念が未成熟だった」ことがあり、女性が活躍できる社会の
構築は未完成に終わったとする。
3「『家庭を維持するのは私』という生き方」では、第一子出産前後の妻の就業継続
率は、「1990~94年」のそれは40%で、正規は45%に対してパート・派遣は18%にすぎな
かったのが、「2010~14年」には53%と増え、正規は69%、パート・派遣は25%となって
いること、しかし、正規と非正規で就業継続率に大きな差がひらいたのは育児休業制度
が利用できるか否かにあるとし、育児・家事への夫の参画は不十分であることを明らか
にしている。
4「女性が活躍できる社会か」では、女性活躍推進法にもとづく事業主行動計画策定
にあたって盛り込まれた指針には、採用、配置・育成・教育訓練、継続就業、長時間労
働の是正などの働き方改革、評価・登用、性別役割分担意識、職場風土など女性の処遇
の実態は、均等法が施行されてから30年が経つにもかかわらず、「均等」とか「女性活
躍推進」の名に恥じるようなものだった、と指摘し、性別役割分担意識が未だに解消し
ない要因として、女性を採用していない壁、育成していない壁、女性が働き続けたくな
いと思う壁、働き続けられない壁という4つの壁があること、また、女性の処遇改善・
向上に努めている職場は、経営トップの理解、男性社員の育児・介護参画、働きやすさ
の確保などがなされいる企業であることを明らかにしている。
5「活躍推進時代の影」では、生活するうえで困難に直面している人たちに焦点を当
て、母子世帯など女性の生活困難の背景には非正規雇用問題があること、高齢社会は一
人暮らしの高齢者が経済不安に襲われる可能性が大きいことを指摘し、老後は老齢基礎
年金、厚生年金を受けとることができる働き方が望ましいとしている。
6「新たなステージに向けて」では、 著者がかかわってきた国の第1次から第4次の
男女共同参画基本計画の策定にふれつつ、今後の課題を提起している。特に第4次計画
では、「自らの意思」にもとづく個性と能力の十分な発揮、固定的な性別役割分担にと
らわれない行動や発想の必要性が求められていること、 固定的な性別役割分担意識
解消には困難をともなっているが、男女共同参画の理念を現実のものしていくことが求
められ、男性も仕事・家庭の「どちらも」人間になることが課題だとしている。また、
災害の際の避難所のあり方や、LGBT等の人たち、障がいのある人たち、日本で働き暮ら
す外国人、そして非正規雇用として働き生活困難をかかえる女性やひとり親などが直面
する課題と向き合うとき、「男女共同参画の視点」に立ち検討することが課題だとして
いる。
本書では、男女間に潜む問題を明らかにすることで、男女共同参画社会の実現に向け
ての課題が提起されているが、6「新たなステージに向けて」では、男女二元論にとど
まらず、多元的な視野から考える必要性も提起されていて、新鮮であった。
著者は「いまこそ固定的な性別役割分担意識を解消し、『自らの意思』が尊重され
る社会をつくらなければならない」ことを強調しているが、その道のりは今の日本で
は容易ではない。著者は、あまり批判されていないが、高度プロフェッショナル制度の
導入や、裁量労働制の拡大の動きは、長時間労働をもたらし、男性の家庭参画を遠ざけ
かねないもので、男女共同参画社会の形成に逆行する動きとする。
著者の鹿嶋氏とは、数年間、私が高等学校に在職しキャリア教育に取り組んだとき、
現代日本の社会と女性を考えるテーマで、著書『男女共同参画の時代』(岩波新書、
2003年) を課題図書にし、内容をまとめさせたうえで、同氏に講演していただいたこ
とがある。
本書は、男は仕事、女は家庭という「固定的な性別役割分担」という名の壁の厚さを
掘り崩し、真に男女共同参画社会の形成をつくっていくための参考となる一冊であり、
ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っている。
(広報委員 山野晴雄)
※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。
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4 キャリアイベント情報
◆産業・組織心理学会134回部門別研究会(人事部門)/キャリアデザイン学会共催
テーマ 本音で語る「働き方改革」-企業の現場は変わるのか、変わらないのか-
開催日時 2019年7月20日 (土) 14:00〜16:30
参加費 無料(事前申込み不要)
開催場所 筑波大学東京キャンパス 1階134教室
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車「出口1」徒歩2分程度
趣 旨 本年4月1日より働き方改革関連法に基づく改正労働基準法が施行される
など、従来とは異なった人事・労務の運用が企業の実務には求められてき
ています。企業の現場では「働き方改革」に対して、どのように対応しよ
うとしているのでしょうか。また、これらの法律が、真に労使から求めら
れている内容なのか、再考することも必要な視点だと思います。このよう
な観点から、今回は現場の本音をうかがい、法制度の変化にいかに対応し
ているのか、対応しようとしているのか、また対応しないのか、探ってみ
たいと考えております。
その意味から、現場に携わっている方々に話題提供をお願いした次第で
す。議論の焦点は働き方改革の三本柱1.時間外労働の削減、2.同一労
働同一賃金、3.高度プロフェッショナル制度と推測されます。
登壇者 弁護士 森井利和(西東京法律事務所・中央大学法科大学院客員教授)
丸紅新電力株式会社 人事部課長 長谷川宏二
(日本人材マネジメント協会労働法研究会幹事)
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
ソリューション統括部コンサルティング部長 齋藤悠介
グローバル産業雇用総合研究所長 小林良暢
企画・司会進行 廣石忠司(専修大学)
◆「不妊治療と仕事の両立推進シンポジウム」/東京都
日 時 2019年6月26日(水)
会 場 渋谷ストリームホール
定 員 300名(先着順・事前申込制)。
参加費 無料
詳 細 https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/josei/katsuyaku/childplan/
◆ATD人材育成国際会議2019 帰国報告会
日 時 7月3日(水)13:30~17:00
場 所 ソラシティ カンファレンスセンター(御茶ノ水)
参加費 無料
詳細・申込み http://go.ide-development.com/e/361491/atd/gxzr47/330406192?
h=XLZLVJKYOR7GOLJCsvJLJLrSkqozpmL6rs6QYr8DLU
◆シンポジウム「ハケンとセイキの均等待遇」
開催日時 7月6日(土)
主 催 派遣労働ネットワーク
開催場所 千代田区内
内 容 「派遣法改正と連合の取り組み」「改正法の同一労働同一賃金と
理論・実務上の課題」「ドイツ・フランスにおける派遣労働者の均等・
均衡待遇」に関する報告を予定。
参加費 資料代500円。
詳 細 http://haken-net.or.jp/?p=588
◆インターンシップ推進フォーラム
テーマ 「大学を変える、未来を拓くインターンシップ」
開催日時 2019年7月12日(金)13:00~17:00
開催場所 東京国際交流館プラザ平成
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/kyoten/tiec/plazaheisei/index.html
主 催 独立行政法人日本学生支援機構
一般社団法人産業協働人材育成コンソーシアム
詳細・申込み https://www.jasso.go.jp/gakusei/career/event/senmonjinzai/forum_r1.html
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【学会活動ニュース】
◆2019年第2回キャリアデザインライブ!
日 時 2019年5月17日(金)
場 所 上智大学四ツ谷キャンパス
テーマ ユニバーサルデザインの視点から多様な人のキャリアについて考える
ゲスト 堀川 歩(株式会社ミライロ 人事部長 日本ユニバーサルマナー協会講師)
コーディネーター:鬼沢裕子(株式会社ベネッセコーポレーション)
田中 潤(株式会社ぐるなび)
※ 上智大学キャリアセンターとの共催により、上智大学の学生も含めて多くの方
にご参加いただき、改めてユニバーサルデザインやダイバーシティについて、考
える機会となりました
◆2019キャリアデザインライブ第3回
日 時 2019年6月21日(金)
場 所 立教大学 池袋キャンパス 10号館1階X102
定 員 30名
テーマ 海城中学高等学校、中学二年生を対象とした「演劇ワークショップ」の取り
組みに学ぶ―なぜ進学校が、社会人の「生きざま」を聴き書き、演じる授業を
続けるのか?
ゲスト 中村 陽一 海城中学高等学校 国語科副主任・体験学習推進委員会委員長
【編集後記】
昨今の日本人若手スポーツ選手の躍進は目覚ましい。例えば、テニスの大阪なおみ
選手、野球のエンゼルス・大谷翔平選手、陸上のサニブラウン選手、サッカーの久保
建英選手等々。そして、去る6月20日、NBAアメリカプロバスケットボールのドラフ
ト会議でNBAチームから日本人初の1巡目で指名を受けた八村塁選手。これらの選
手は一部の優れた選手であり、本人の努力の賜物であることは間違いないが、彼らの
育った環境や周囲の指導者の言葉など、彼らのキャリアに影響を与えたものも少なく
ないようだ。今年はラグビーワールドカップが、来年2020はいよいよ東京オリンピッ
ク・パラリンピックが日本で開催される。新たなスターの誕生が待ち遠しい。(S)
【日本キャリアデザイン学会とは】
・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。
学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
http://www.career-design.org/
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日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発
行しています。
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140735.htm
無断転用はお断りいたします。
このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
会として正確性などを保証するものではありません。
【日本キャリアデザイン学会広報委員会】
青木猛正 立教大学
石川 了 労務行政研究所
内田勝久 富士電機株式会社
梶田マリ 株式会社モスフードサービス
長島裕子 双日株式会社
平野恵子 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
堀内泰利 慶應義塾大学
松岡 猛 NECマネジメントパートナー株式会社
山野晴雄 元・桜華女学院(現・日本体育大学桜華)高等学校
日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
e-mail info@career-design.org
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
三鷹ビジネスパーク2号館 ぶんしん出版内
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