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□ キャリアデザインマガジン 第117号 平成26年10月6日発行
日本キャリアデザイン学会 http://www.career-design.org/
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「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
※等幅フォントでごらんください。文中敬称略。
□ 目 次 □———————————————————–
1 学会からのお知らせ
2 キャリア辞典「ブラック企業」
3 私が読んだキャリアの1冊
古森重隆著『君は、どう生きるのか』
4 キャリアイベント情報
5 学会活動ニュース
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1 【学会からのお知らせ】
◆日本キャリアデザイン学会 2014年度第11回大会(於:東京家政大学
板橋キャンパス)報告
2014年9月13日(土)・14日(日)に東京家政大学を主宰大学として開催さ
れ、事前及び当日申し込みを含めて、230名の参加申し込みをいただき、
盛会のうちに無事終了いたしました。
設立10周年を迎えた本学会の今大会のテーマは、「キャリアデザインの
創造的相互作用 ~ 10年間の省察と今後の展望 ~」でした。本学会が持
つ最大の特徴は、会員の(1)依拠する固有学問領域(discipline)、(2) 仕事
領域(研究、教育、支援実務)の2点における多様性であります。
キャリアデザインという新しい学問は必然的に学際的になり、教育学、
心理学、経営学、経済学、社会学、法学等に依拠した接近が行われます。
またキャリアデザインという行為は、研究対象であるだけでなく、キャリ
ア教育やキャリア支援、人的資源管理など実務の中心的テーマでもあり、
本学会員の所属は、大学等の教育研究機関、企業、行政機関等広範囲にわ
たります。
本学会は、この学際による創造的な相互作用、そしてそこから生まれる
創発を企図して設立されました。学会設立10年のこの節目に、学会員一人
ひとりがそれぞれの活動を省察する機会を設け、さらなる創造的相互作用
実現への展望を描くことをテーマに、本大会は企画されました。
今大会では、基調講演「日本キャリアデザイン学会の10年を振り返って」
に続き、シンポジウム「キャリアデザインの創造的相互作用- 10年間の
省察と今後の展望 -」を行いました。他には、株式会社加賀屋代表取締役
社長小田與之彦氏による特別講演「加賀屋の人材育成と海外展開」、学会
企画「障害者のキャリアデザインを考える-障害者雇用の推進に向けて押
さえるべきことは-」、自由発表部会(29件)と参考報告(2件)がなさ
れました。
◆日本キャリアデザイン学会 2014年度総会(於:東京家政大学)報告
2014年9月13日(土)に開催され、2013年度の事業報告の後、2013年
度決算(8月31日現在)と新役員が承認され、日本キャリアデザイン学会
倫理規程、2014年度事業計画、2014年度予算がすべて原案通り議決され
ました。
また、今後はキャリアデザインの創造的相互作用を深化させるとともに、
今後の新たな10年間の研究活動・社会的活動・地域活動の新たな発展の基
礎を構築することを活動目標とすることが承認されました。なお、学会活
動およびそのサービスのさらなる発展と向上のため、組織の再編を行うと
ともに、様々な観点から学会運営のあり方を再点検し、より充実した効率
的な学会活動を実現するための施策を検討することも併せて承認されまし
た。
詳細については、ホームページにてご確認ください(近日中に公開予定)。
◆会員数について
2003年度の設立準備大会では120名の参加をみた当学会は、2014年8月31
日現在の会員数は1,281人・団体(前年度比28名増)となりました。
<会員数内訳>
正会員 949
正会員(院生) 136
学生会員 25
賛助会員(個人) 131
賛助会員(団体) 40
合計 1,281
◆研究誌『キャリアデザイン研究Vol.10』発行について
研究誌編集委員会において準備を進めてまいりました『キャリアデザイン
研究Vol.10』が完成しました。会費を納入されている会員の皆様に1冊ず
つ送らせていただきました。
◆『キャリアデザイン支援ハンドブック』の発行について
当学会では、さまざまなフィールドや立場におけるキャリアデザイン支援
者を対象として、支援に必要な基礎知識や実践上のポイントなどを簡潔に
解説し、キャリアデザイン支援の実践に役立てていただくことを目的とし
て、『キャリアデザイン支援ハンドブック』(定価3,000円、税別 ナカ
ニシヤ出版)の発行してました。会費を納入されている会員の皆様には各
1冊ずつ送らせていただきました。
◆関西支部研究大会を下記のとおり開催します。
日 時 2014年11月1日(土)14:00~17:30
場 所 関西大学社会学部(第三学舎)
※詳細は、学会ホームページでお知らせいたします。
◆「京都光華女子大学短期大学部専任教員(特別契約教員)公募」のお知らせ
このたび京都光華女子大学短期大学部では「大学教育再生加速プログラム」
の実施の一環として、本学におけるアクティブ・ラーニング活性化を担当い
ただける教員を以下のとおり公募します。
職名・人員 特別契約准教授または特別契約講師 1名
契約期間 2014年11月中旬~2017年9月30日
着任時期 2014年11月中旬(応相談)
応募の締切 2014年10月25日(土)必着
詳細 下記HPの項目『「大学教育再生加速プログラム」事業の管理・運営
に携わる専任教員(特別契約教員)の公募』をご覧ください。
http://gakuen.koka.ac.jp/recruit/
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2 キャリア辞典
「ブラック企業」
「ブラック企業」という語はもともとインターネット上の俗語で、明確な
定義があるわけではなかった。2007年12月19日付日本経済新聞夕刊(17頁)
には「志望企業や所属学校ごとに無数の掲示板があるサイトで…サービス残業
や長時間労働が多いなどの真偽不明な情報があげつらわれた「ブラック企業リ
スト」などが載るページもある」という記事があり、この頃にはすでに広く用
いられていたことがわかる。翌2008年には、代表的な巨大匿名掲示板である
「2ちゃんねる」への投稿をもとにした黒井勇人(2008)『ブラック会社に
勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(新潮社)が刊行された。そこ
では地方の小規模なIT系企業で投稿者が経験した長時間労働、サービス残業、
無能な上司と困難な人間関係…といった劣悪な職場環境が「ブラック会社」と
して描かれている。この本はのちに映画化もされ、一躍「ブラック企業/会社」
という語は市民権を得た。
その後も、リーマンショック後の世界的な大不況の中、「ブラック企業」と
いう語は広く人口に膾炙し、2013年の第30回流行語大賞ではベスト10入りす
るに至った。同賞のウェブサイトでは「ブラック企業」について「異常な長時
間労働やパワーハラスメントなど劣悪な労働条件で従業員を酷使するため、離
職率も高く、過労にともなう問題等も起きやすい企業のこと。新卒・若者を大
量に採用し、そして使い潰して利益を上げ、急成長する新興産業の大企業を指
す」と解説している。「ブラック企業」が社会問題化したことを受けて厚生労
働省は2013年8月、重点的な指導監督の実施など「若者の「使い捨て」が疑わ
れる企業等への取組を強化」すると発表した。日本商工会議所などの経済団体
も、相次いで会員企業に人事労務管理の再チェックを呼びかけた。
こうした「ブラック企業」が出現した背景には、バブル崩壊・金融危機以降
の「失われた20年」における雇用失業情勢、特に若年層のそれの大幅な悪化が
ある。若者が容易に採用できるため、多数を正社員採用して厳しい労働環境下
で就労させ、うまく適応できて勤続すればそれでよし、多数が適応できずに退
職しても代替要員の採用はやはり容易という、まさに厚生労働省のいう「若者
の「使い捨て」」が起こりうる状況にあったわけだ。
こうした状況を一変させたのが、いわゆるアベノミクスであった。思い切っ
た金融・経済政策が奏功し、雇用失業情勢は有効求人倍率が1倍を超えるまでに
改善した。労働市場は大きく労働力不足に転換し、労働力確保が困難となった
一部企業では店舗の閉鎖や営業時間短縮に追い込まれることとなった。「ブラ
ック企業」が行ってきた「若者の「使い捨て」」が一転して困難な状況となっ
た。
しかし、もちろん安心できる状況ではなく、今後さらに就労条件の改善を進
めるには、引き続き金融・経済政策の適切な運営を通じてマクロ成長を実現す
ると同時に長く続いたデフレを脱却し、労働市場の人手不足基調が続くことが
何より求められよう。人事管理の高度化に向けた労使の努力も必要だろう。
「ブラック企業」を死語にすることは、わが国社会の大きな課題である。
(編集委員 荻野 勝彦)
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3 私が読んだキャリアの1冊
古森重隆著『君は、どう生きるのか』三笠書房 2014年7月
これからの自分の生き方、キャリアデザインを考える上で、諸先輩が執筆し
た書籍はとても貴重である。私にとっては財産だ。ただし、目標になるものも
あれば、こうはなりたくないといった警告を感じるものもなかにはある。いず
れにしても羅針盤としてひとつの支えになることは間違えない。ここ数年、月
に数冊は本を読み込み、ある意味ストレスを発散しているのかもしれない。こ
の紙面では、今年の夏休みに読んだ「君は、どう生きるのか」(古森重隆著、
三笠書房)を紹介したい。
筆者である古森氏は、富士フィルム社長時代に経営改革を断行し、エクセレ
ントカンパニーとして成長企業に変革させたリーダーである。社長に就任した
2000年以降、写真の世界にデジタル化の大波が一気に押し寄せ、同社の売上
の6割、利益の3分の2を稼ぐ主力事業であった一般写真事業、またその中の
コア商品であった写真フィルムの売上が10年間で10分の1以下に激減。まさ
に存亡の危機である。こうした中、構造改革に着手し、写真フィルム中心の事
業から医療機器や医薬品、化粧品、ヘルスケア、液晶用フィルムなどの高機能
材料などを中心とする多角化経営を実践する企業へと舵を切った立役者だ。
著者の古森氏は「魂の経営」(東洋経済新報社)を昨年執筆している。この
本では、富士フィルムの新社長として就任して以降、上記の経営改革について、
課題のとらえ方、目標の設定、改革を断行するリーダーシップについて書き下
ろされている。その哲学は、一貫したものであり一つのブレもない。これは、
学生時代に学んだ哲学・歴史と、企業人として先輩から学んだ実学、現場経験
による影響が強い。この本から学んだ古森氏の哲学に深く感銘し、自分のこれ
からのサラリーマン人生は、如何にすべきか、多くの示唆を得た。そして、こ
の「君は、どう生きるのか」が執筆されたと聞いた私は、すぐさまこの本を手
に取った。
本書は、新入社員から中堅社員、若手のリーダーへ、社会人・企業人として
「生きるすべ」を説く良書である。「どう生きるか」、つまり、どう働くか、
どう社会に貢献できるか、そして、それが働き甲斐や生きがいに結びつく、一
つの考え方を示している。著者が経験から培ってきた考え方、日常生活習慣ま
でを踏まえ幅広く提言されており、日常使えるメッセージが盛りだくさんある。
冒頭「人生は旅である いろんな経験をし そこから学び 前へ進んでいく。
そこから、人は充実感と、自己実現への道を実感する。」そのためには、自己
を鍛え上げていかねばならない。プロローグにある熱いメッセージから本書は
始まる。このメッセージの背景には、2つの大きな起点があると考える。その
ひとつが、古森氏の少年時代に影響を与えた家庭環境、ご両親からの教えだ。
「正直であれ」、「卑怯な真似をするな」である。生涯にわたり、人として生
きる上での基本中の基本、王道であるこの大切な言葉の意味合いを感受性の強
い少年時代の思いを述べながら説いている。
その一方で、いい人であるだけでは戦いには勝てない、レイモンド・チャン
ドラーの小説『プレイバック』を引用して、強くなければ困難に打ち勝てない
と、説いている。人材育成にも余念のないメッセージがある。若手や部下には
「育ってほしい」、「いい仕事ができるようになってほしい」、「やがては会
社を支えるような人材になってほしい」と願い、褒めるときには褒め、励ます
ときには励まし、そして叱るべきときは、しっかりと叱る。これが、先に行く
者としての優しさと説いている。部下のご機嫌取りに気を使い、仕事を任せず
にリスクを回避するのは、甘さでありそれは卑怯な生き方と同じである。中堅
として私も身が引き締まる思いだ。
「戦う気持ち」にも触れられている。今の若手に対しては、素直、礼儀正しさ、
謙虚であることに加えて、自分の専門分野を深める思考や勉強熱心さにも評価
をしている。一方で、決定的に不足していることを挙げている。それが「意」
を持っているかということ。意地、意気地、意欲、意気といった人材が少なく
なっていることへの警告だ。
私自身、自分の仕事を振り返れば、前年踏襲、過去踏襲になっていないか。
新しいことにチャレンジできているか。ベンチマークは、過去の自分。反省す
ること大である。人の嗜好を考えると、なかなかシェアが変わらないといわれ
ることに流されることは大問題。もっと意地になる、信念を持ち前に進む意欲、
使命感となる意気をもっと強く持たねば思った。「生きることは戦いであり
ビジネスもまた戦いである」。ごく自然の営みである。
第3章には「一冊の本との出会いが、人生を変える」とある。まったく同感
だ。本を読んで共感し、実戦で真似、あるいはイメージして創意工夫してみる。
その結果、0点だったり60点あるいは、80点だったりと評価できることがある。
やはりそうだったこともあれば、修正して改善につながることもある。筆者は、
本を読むことに「著者」との対話が重要であると語っている。「この人はなぜ
こんなことを言っているのか」、「それは本当に正しいのか」、「自分だった
らどう考えるか、どう行動するのか」といったコミュニケーション。読者が得
る思考力や言葉の獲得数は、現場経験と比例して、その人を成長させる源泉だ。
筆者が薦める読書は、哲学や歴史が多いと読み取れる。知識だけではなく
「思考力」、「感受性」を鍛える様子は、まだまだこれから読んでも遅くはな
いと感じた。ドストエフスキー、トルストイ、ロマン・ロランなどの洋書の紹
介もあるが、宮本武蔵の引用と、それに裏打ちされた筆者の「社会の中で厳し
い戦いを生き抜いていくために必要となる、本当の実力を身につけよう」は、
職場マネージメントにも、リーダーシップにも必要であり、エキサイティング
なメッセージだ。
物事に対する中長期的な視点には歴史書が役立つことも説いている。自分の
生き方のモデルを見つけたり、ビジョンを立てたり、目標達成に向けたシナリ
オを考えることは、今を知り、未来に対する洞察力を学ぶことにつながる。
西郷隆盛、織田信長、ナポレオンの歴史を簡素に触れながら、なぜ、この人は
勝てたのか、敗れたのかを考え、自分の生き方や手法に役立てる術を磨くこと
を提言している。
これ以外にも「何事もゴツゴツ向かっていけ」、「リーダーは五体を使え」、
「課長よ先頭に立って戦え」、「先を読み、決断出来る人になれ」、「サラリ
ーマン人生には3回のチャンスがある」など社長になるまでに経験したサラリ
ーマン時代の体験からにじみ出る「生き方」についてふんだんな示唆がある。
幅広い世代が共感するに違いないが、私が特に印象に残ったものに「踏ん張れ。
諦めたら進歩はない」である。極めて当たり前なことである。「特に若いうち
は、とにかくがむしゃらに働いてみることが大事だ。人は働く中から「なるほ
ど、仕事はこういうものなのか」と手ごたえをつかむことができるのである。
私は、この9月にある男子校の文化祭で、その学校OBの講演会を傍聴した。
高校2年生の学生から「技術革新で発明や発見をするコツがあれば、教えてほ
しい」と質問が出た。先輩曰く「みな、はじめから新しいことを発見すること
は難しい。でも、今あるものを自分で真似して実験や作業を通じてつくり、自
力で出来るようになると、人は、もっと早く、上手に作りたくなる。そして、
そこから新しいことに挑戦したくなるものだ。と説いていた。」日本の学生も、
まだまだいいものを持っているなと胸が熱くなった。夢、Dreamがあると、感
じたからだ。
自分が関係する現場を見渡すと、若い後輩は、いまだに、仕事とプライベー
トの力配分で悩んでいるものも少なくない。半年でいいから本気で仕事に没頭
してほしい。「手ごたえをつかむためには、ここまでやればいいんだな。ここ
までやればお客様も満足してくれるし、会社にも貢献することができる」こう
した目安が皮膚感覚として得ることができる。そうしたら、プライベートの充
実も考えればいい、と言った経験談は、今すぐに使える。ひたむきに仕事に向
き合い、小さな成功体験を重ねるうちに、職場の信頼を勝ち取るには、そう長
くの時間はかからない。
この本の醍醐味は、エピローグで総括される「心の持ち方ひとつで、人生は
ガラリと変わっていくというところにある。物事に対して前向きに立ち向かい、
常に明るいイメージを抱くということが、充実した人生を築きあげる上で大事
だ」。特に若手は走りながら考えればいいと激励してくれている。筆者も若い
ころ、当時のトップに、課題克服に自分が何か手を打っているのか、多くの刺
激を受けたと述べている。
日本は、競争力となる資源は乏しい国であるが、人的な資源は豊富な国であ
る。産業のポテンシャルは高く、技術力も高い。この本を読んだ仲間が、イノ
ベーションを起こせる環境づくりに尽力し、人材を育てること、そしてキャリ
アデザインを示すことは最大のミッションだ。この本との出合いに感謝をしな
がら、改めて自らを奮い立たせなければならないと思っている。The mission
is passion.
(編集委員 内田 勝久)
※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。
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4 キャリアイベント情報
-キャリアデザインに関係するイベントの開催予定などをご紹介します-
◆日本人材マネジメント協会 「HRカフェ」
2014年10月17日(金)
『”観察力”を鍛えるとは? ビジネス・日常生活での「空気を読む」を科学
します』
空気を読むを科学する研究所 代表 清水 建二
法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山恒貴
http://www.jshrm.org/event/hrcafe_5865.html
2014年10月21日(火)
『マイクロソフトが目指すダイバーシティのアイコンカンパニーとは ビジ
ネスに貢献する企業文化の考え方(仮名称)』
日本マイクロソフト株式会社 執行役 人事本部長 佐藤千佳
http://www.jshrm.org/event/hrcafe_5781.html
◆厚労省 実践型地域雇用創造事業シンポ
日 時 2014年10月16日(木)13:00~17:00
内 容 事例発表
基調講演 木村俊昭(東京農業大学教授)
パネルディスカッション
場 所 東京国際交流館 国際交流会議場(東京都江東区)
詳 細 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000056220.html
◆学習院大学経済学部 創立50周年記念シンポジウム
本シンポジウムでは、「『働き方』を考える」を統一テーマに、労働者・経
営者・行政のお立場からのご講演を頂くとともに、企業の経営者によるパネ
ルディスカッションを通じて今後の働き方について多面的に討議します。
日 時 平成26年11月8日(土)13:00~17:30
場 所 学習院大学目白キャンパス 西2号館2階201教室
参加費 無料(先着順・予約制)
詳 細 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/eco/notice/detail20141108.html
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5 学会活動ニュース
◆2014年 8月30日(土)
関西支部協賛研究会(第16回) 於 京都産業大学
テーマ キャリアデザインにおける産学協働のあり方
参加者 約70名
◆2014年9月6日(土)
キャリア政策研究・国際交流委員会 於 学習院大学
◆2014年9月7日(日)
研究会企画委員会 於 中央大学
研究誌編集委員会 於 中央大学
◆2014年9月7日(日)
常務理事会・委員長等合同会議 於 中央大学
ー2014年度研究大会関係
ー2014年度以降の学会運営について
ー総会の事業報告・議決事項について
ーその他
◆2014年 9月13日(土)、14日(日)
第11回研究大会 於 東京家政大学
◆2014年9月13日(土)
2013年度第2回理事会・2014年度第1回理事会、 於 東京家政大学
-2013年度事業報告、活動日誌、2013年度決算、新役員等承認、日本キャ
リアデザイン学会倫理規程、2014年度活動計画、2014年度予算、次期会
費の納入時期の変更について
◆2014年9月13日(土)
総会 於 東京家政大学
-2013年度事業報告、活動日誌、2013年度決算、新役員等承認、日本キャ
リアデザイン学会倫理規程、2014年度活動計画、2014年度予算、次期会
費の納入時期の変更について
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【編集後記】
先月の13日、14日に第11回研究大会が東京家政大学板橋キャンパスで開催
され、多くの方に参加いただきました。本学会の特色は、学際的な多様性と、
教育機関、企業、行政機関などからの幅広い会員であり、学会設立10年の節
目にあたって「キャリアデザインの創造的相互作用~10年間の省察と今後の
展望~」をテーマに参加者の活発な議論と創発が行われました。今後更に多
くの方に本学会に会員として参加いただき、キャリアデザインの創造的相互
作用を深化させ、社会に貢献していきたいとの思いを新たにしました。(H)
【日本キャリアデザイン学会とは】
・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。
学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
http://www.career-design.org/
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日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用
して発行しています。
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140735.htm
無断転用はお断りいたします。
このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
会として正確性などを保証するものではありません。
編集委員:青木猛正(埼玉県立特別支援学校校長)
荻野勝彦(トヨタ自動車株式会社渉外部)
山野晴雄(慶應義塾大学講師)
内田勝久(富士電機株式会社社長室広報IR部)
堀内泰利(慶応義塾大学SFC研究所)
日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
e-mail info@career-design.org
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
三鷹ビジネスパーク2号館 ぶんしん出版内
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