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□ キャリアデザインマガジン 第107号 平成25年2月1日発行
日本キャリアデザイン学会 http://www.career-design.org/
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「キャリアデザインマガジン」は、キャリアに関心のある人が楽しく読める
情報誌をめざして、日本キャリアデザイン学会がお送りするオフィシャル・
メールマガジンです。会員以外の方にもご購読いただけます。
※等幅フォントでごらんください。文中敬称略。
□ 目 次 □———————————————————–
1 学会からのお知らせ
2 学会研究会報告
3 キャリア辞典「グローバル人材」(2)
4 私が読んだキャリアの1冊 『脳の中の経済学』
5 キャリアイベント情報
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1 学会からのおしらせ
◆第46回研究会
テーマ 著者と語るシリーズ(7)
今野晴貴『ブラック企業―日本を食いつぶす妖怪―』
(文春新書、2012年)
日 時 2013年2月23日(土)16:00-18:00
場 所 法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー25階
イノベーション・マネジメント研究センターセミナー室
定 員 40名
参加費 会員/無料、一般/3、000円(事前申込み制)
詳 細 学会HPをご覧ください。
http://www.career-design.org/content/view/304/1/
◆関西支部第3回研究大会
次の通り支部研究大会の開催します。
日 時 2013年3月16日(土)午後
場 所 関西大学
参加費 会員/無料 一般/3、000円
詳 細 学会ホームページ(準備中)
◆第3回中京支部研究会
中京支部では渡辺三枝子先生をお迎えし、以下のように第3回研究会を
開催いたします。是非ご予定ください。
テーマ キャリア教育、就業力の育成における産官学連携の意義
―その必要性と課題
講 師 渡辺 三枝子(立教大学教授)
講演内容
キャリア教育は、その是非や要・不要について検討されることはなく、
「実践すること」にまい進する現状を反省し、また「就業力の育成」、
「キャリアデザイン授業」、「産官学連携」等についても、実践のビジ
ネスに巻き込まれている高等教育機関にたいして問題提起をすることか
ら始めたい。その上で、あらためて、キャリアデザインに関心を持つと
して、キャリアデザインの支援の原点を問い直し、進行中の「就業力の
育成における産官学連携」の意味と必要性を、教育界と産業界の双方か
ら検討し、我々にこそ「考える力」「批判的に思考する力」の獲得の重
要性を考えたい。
日 時 2013年3月24日(日) 13:30~16:30 ※13:15開場
場 所 ウインクあいち 902号室
定 員 100名
参加費 会員/無料 一般/1,000円(事前登録制)
懇親会 4,000円/人 ※希望者
申込み 近々学会ホームページで事前申し込みを受け付けます。
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2 学会研究会報告
◆第44回研究会(ワークショップ)
(2012年12月15日 於 法政大学市ケ谷キャンパス)
報告者 山中 憲行(前橋工科大学工学部総合デザイン工学科助教授)
テーマ 「大学職員のキャリア形成を考える
~キャリア支援スタッフの能力開発の観点から~」
ファシリテーター 住田曉弘(東京都市大学キャリア支援センター統括課長)
本研究会では、住田曉弘氏が40分ほど講演し、その後、参加者がグループ
毎に分かれ40分ほどディスカッションを行い、最後に各グループの発表を元
に全体共有が行われました。
住田氏は1987年~2011年まで民間会社でキャリア関連の業務に従事され、
2011年から現職の東京都市大学キャリア支援センター統括課長を勤められて
おられます。ご自身の経験から、様々な大学のキャリアセンターが近年、専
任職員を中途採用したり、派遣・業務委託などの非常勤職員にも学生相談と
いう重要な役割を任せたりと変化を遂げつつあり、職員も従前の事務職員と
いう役割だけでなく、キャリア支援スタッフとして更なる成熟が求められる
のではないか、との問題意識から今回の提起がなされました。
(1) 住田曉弘氏の講演
少子高齢化社会の到来、大学教育の大衆化、生涯学習の進展、グローバル
社会の進展等によって大学は改革され、改革に対応出来る職員が必要であり、
職員自身がキャリアをデザインするという発想が求められてきていると指摘
されました。その事例として、東京都市大学におけるキャリア支援スタッフ
の能力開発について紹介されました。能力開発に必要な力は、
個別面談を行う「キャリアカウンセリング力」
講座やガイダンスを進行する「ファシリテーション力」・「プレゼンテー
ション力」
企業の担当者、関連部署と関係を構築する「コミュニケーション力」
求人・求職マーケットを把握した上で、有効な企画を立案・実行する「企
画力」・「実行力」
キャリア・就職関連の専門知識「情報収集力」
が挙げられ、特にキャリアカウンセリング力の強化は重要であり、職員自身
のコミュニケーション力の向上や問題把握・問題解決能力の向上や直接的な
学生の就職支援にも繋がる、と指摘されました。
(2)グループディスカッション
参加者は4グループに分けられ、1グループが6~7名で構成されました。
報告者のグループは大学関係者が報告者を含め4名、高校関係者が1名、民
間会社が2名でした。
テーマはキャリア支援を行う専任職員に必要と思う「力」です。参加者は
各々考えたことをフセンに記入し、模造紙に貼り付け、それらのフセンを関
連するものに分類し、その分類の言葉を模造紙に記入しました。私たちの分
類は、学生やその他の人と接するために必要な基礎力、職場での基礎力、教
員の意見を考慮できる「力」がキャリアスタッフには必要である、との結果
でした。
(3)各グループの発表
専任職員に必要と思う「力」を、各グループの発表を基に分類すると、学
生支援に対する能力、個人の能力、職場内での能力等でした。学生支援に対
する能力は学生の目線で見ることが重要であると考え、更に、個人や職場で
の能力は社会人基礎力を備えている必要があると考えていることもわかりま
す。なお、私たちのグループだけが教員による支援の必要性を考慮していま
した。報告者は公立大学の夜間学科の所属であり、経済的な事情等昼間の学
科とは違う事情を抱えた学生たちが多く、教員の支援が必要です。分類には
教員の果たすべき役割を入れさせて頂きました。
(4)最後に
本学会・研究会企画委員長の平林正樹氏から、昨年実施した「会員アンケ
ート」で「ワークショップなどの会員同士の交流」を求める声が大きかった
ため、今回は学会研究会でおそらく初めての「ワークショップ形式」を実施
したと伺いました。ワークショップを通して会員同士が職場で感じている問
題の中から、専任職員に必要と思う「力」を再度見つめなおせたと感じてい
ます。個人的にはワークショップの実施は成功であったと思います。また、
私自身、教員に対する期待があまり高くないことがわかり、教員側もより認
識を深め、職員との連携を強める必要があると実感しました。
本報告の執筆に際して、ご助言を頂きました住田曉弘氏、大槻利行氏、
平林正樹氏に感謝致します。
◆関西支部第14回研究会
(2012年12月15日 於 メルパルク京都)
報告者:関西支部長 京都産業大学准教授 松高 政
昨年12月15日(土)に関西支部第14回研究会を開催した。関西支部では、
年2回(12月、7月)の支部研究会、年1回(3月)の支部研究大会を開催して
いる。関西地区ならではの企業、学校関連の研究・事例の報告、共有化に努
めている。関西地区の会員は、東京に比べれば少ないため、毎回の研究・事
例の報告はそれぞれに十分時間をとり、参加者も交えて密な議論をするよう
にしている。また、関西地区会員は、東京での研究会等になかなか参加する
ことが難しいため、今後は、東京で開催された内容を関西支部研究会として
も開催していきたいと考えている。関西地区会員の意見も取り入れながら、
関西支部としての活動を活発に進めていきたい。
ほぼ1年ぶりに開催された関西支部研究会は、中村恵(神戸学院大学)
前関西支部長が学会会長に就任された記念講演会とした。年末ということも
あり参加者は15名とこじんまりしていたが、ゆく年を振り返り、くる年を展
望する、示唆に富む内容であった。テーマは 「企業内キャリア研究の現状
と課題:再論」。2006年第3回年次大会で「キャリア研究の到達点と課題」
に関するシンポジュウムが行われた。中村会長もそのシンポ報告者の一人で
あった。その際に議論されたことに加え、新たな知見もとり入れながら、
キャリア研究における特に企業内キャリアの分析がどの程度まで行われてお
り、何が課題として残っているかを、6年後の今、改めて検討をするもので
あった。内容としては、[1]なぜ企業内キャリアか(なぜ企業横断型キャリア
ではないのか)、[2]男子企業内キャリアの国際比較(「成果主義」の実像と
虚像)、[3]女子のキャリア形成(総合職、一般職、パート、そしてもうひと
つの女子キャリア)、[4]非正規労働者はキャリアを形成できるか、の4点が
中心であった。
講演後の質疑応答も活発に行われた。その中で、「企業固有の生産力の強
化が競争力向上のカギであり、技能の高度化と企業文化の継承を支えるOff‐
JTが重要である」という中村会長の提示に対して、「これまでも企業の個別
ケースはずいぶんと紹介されてきたが、それをどのように一般化(理論化)
していくのかが重要ではないか」という問題提起がフロアから出された。そ
れに対して中村会長は、「事例から研究者が一般化するのではなく、現場の
人たちと一緒に考えていくことが重要であろう」というコメントをされてい
た。現場で実践されている方々と研究者が共に議論をし、個別具体的な事例
を、丁寧に掘り下げていく、それこそが日本キャリアデザイン学会の意義で
あろう。しかし一方では、もし前学会長がその場にいたら「一般化などでき
ないからこそ固有なのであり、他社が真似できない差別化をはかれるわけで、
一般化などしようとする発想がそもそも間違っている」というようなことを
述べるのではないかと勝手に想像をしていた。
最後に関西支部役員の川崎友嗣会員(関西大学)より総括コメントがあっ
た。「キャリア」研究と「キャリア教育」「キャリア形成支援」研究には、
まだミゾがあるように感じられる。今後は、どのようにしてそこを埋めてい
くのかも、本学会の役割であろう、という指摘であった。
研究会後は、恒例の忘年会を兼ねた懇親会を行った。関西支部では、研究
会、研究大会後にほぼ毎回懇親会(飲み会??)を行っている。会員同士の親
睦を図るのみならず、研究会で議論が尽くせなかったことも引き続き議論す
る。このような雰囲気を大事にしながら今後も関西支部の活動を進めていき
たい。
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3 キャリア辞典
「グローバル人材」(2)
グローバル人材育成の話題でたびたび紹介されるのが、韓国サムスン電子
の地域専門家制度だ。労政時報の溝上憲文氏によるダイヤモンド・オンライ
ンの記事(http://president.jp/articles/-/5622)では、韓国同徳女子大学
のリー・サムスム教授の談として「世界の各地域の専門家を育てるために特
定の国に1年間派遣します。30代のアシスタントマネジャーやマネジャーク
ラスを対象に異文化を経験させるのが目的です。形としては海外駐在員です
が、その間に業務を行うことはありません。あくまでその国の人たちと交流
し、文化に慣れるのが目的。その後、実際にその国に仕事で派遣されたとき
には、異文化経験のない社員に比べて容易にその国になじんで仕事をするこ
とができます」と紹介されている。
なるほどグローバルに事業展開する大企業らしい人材育成だろうが、これ
を経済産業省や文部科学省のグローバル人材の定義にあてはめると微妙なず
れがあるようにも思える。経済産業省の定義は「多様なバックグラウンドを
もつ同僚、取引先、顧客等に自分の考えを分かりやすく伝え、文化的・歴史
的なバックグラウンドに由来する価値観や特性の差異を乗り越えて、相手の
立場に立って互いを理解し、更にはそうした差異からそれぞれの強みを引き
出して活用し、相乗効果を生み出して、新しい価値を生み出すことができる
人材」であり、文部科学省のそれは「日本人としてのアイデンティティを持
ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価
値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新
しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを
持った人間」となっていて、いわばマルチラテラルな、コスモポリタン的な
グローバル人材が意識されている。この定義からすれば、たとえば複数言語
を駆使し、各国の風習・慣行に通暁して、大規模な国際会議の企画・運営を
円滑に遂行できるといった人材は、仮に海外渡航の経験がまったくなかった
としても、グローバル人材と呼べることになるし、実際そう呼んでもなんら
の違和感もないだろう。
いっぽう、サムスン電子の地域専門家制度は明らかに特定国の、いわばバ
イラテラルなスペシャリストが意識されている。もちろん、特定の国ではあ
っても、自国と異なる文化を深く経験し理解することは、さらに別の国にお
ける異文化への理解と順応に大いに資するだろうし、これをグローバル人材
と呼ぶことにも、やはり特段の違和感はないだろう。一口にグローバル人材
といっても多様なあり方があるようだ。
むしろ重要なのは、地域専門家のようなグローバル人材が母国を離れて現
地にいわば土着し、現地のローカル人材化してしまうリスクへの対処だろう。
サムスン電子の地域専門家は、もちろん現地に派遣されての活躍が期待され
ているのではあるが、しかし現地駐在は任期付で、韓国と現地を往復するキ
ャリアが想定されているという。これはまさしく現地のローカル人材化を防
ぐ仕組みといえそうだ。
もっとも、サムスン電子の地域専門家の中には、子女教育や帰国後のキャ
リアなどの問題から、任期満了後の帰国を望まない例もあるという。こうし
た場合、現地での転職を模索する人が出てきても不思議ではない。地域専門
家には最優秀の人材が投入されているというし、育成にかかるコストを考え
ればそれも肯ける話だが、であればこそそのリテンションはきわめて重要な
課題となろう。非常に優れた人材育成の仕組みであることに異論は少なかろ
うが、サムスン電子のような特別な位置にある企業ならではの仕組みでもあ
り、容易に真似できるものでもなさそうだ。サムスン電子としてはそこに自
社の競争力を求めているのかもしれない。
(編集委員 荻野勝彦)
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4 私が読んだキャリアの1冊
『脳の中の経済学』
田中沙織・大竹文雄・佐倉統著 ディスカバー携書 2012.12.28
経済学に対する古典的かつ極めてありがちな批判として「経済学は合理的
な経済人を想定しているが、現実の人間はそうではないし、そうであること
もできない。したがって経済学が提示する政策的含意は採用できない」とい
うものがある。もちろん、経済学サイドにもこうした問題意識はあり、合理
性が限定されたモデルによる分析は少なくとも数十年前から行われているし、
認知心理学の知見を導入した行動経済学は近年大きく発展している。これが
さらに脳神経科学と結びつくことで生まれたのが先端分野が神経経済学であ
り、経済学、心理学、脳神経科学のいずれもが人間の意志決定を研究対象と
していることを考えれば、この3者が結びつくのはかなりの程度必然なのか
もしれない。本書は、2011年に開催されたサイエンスアゴラのシンポジウム
の内容を中心としたものであり、脳神経科学者、経済学者、科学技術社会論
研究者の3者による、この分野の(おそらく日本初の)平易な解説書となっ
ている。
2部構成となっており、第1部はシンポジウムの再現で、まずは双曲割引
や符号効果といった行動経済学の知見の紹介を中心に、神経経済学のさわり
に触れている。シンポジウムでは実際に出席者が参加する実験が行われたと
いう。
第2部はむしろ脳神経科学の知見が中心となり、神経経済学の本格的な紹
介となる。こちらもおもに座談会形式がとられており、限られた図版が有効
に活用されて、非常に読みやすい、優れた編集となっている。セロトニンを
はじめとする脳内物質やその由来物質であるトリプトファンなどのアミノ酸
の過剰・欠乏の時間割引率に影響することや、他人の不幸を見たときと自分
が報酬を得たときとで脳の同じ部分が活性化していることなど、極めて興味
深い知見が多く紹介される。
神経経済学自体がまだ発展途上の学問であり、今後どのように発展してい
くのかは不明な部分もあるが、しかし教育/学習や経済活動への豊かな応用
可能性を感じさせることも事実だろう。キャリアデザインが学び・仕事・個
人生活の総合体であるとすれば、その知見は相当程度参考になるに違いない。
将来のキャリアのために今なにをすべきか、いたって卑近な例をあげれば、
古くから言われている「就職したらまず3年は我慢して働きなさい」といっ
た経験的な教訓にも神経経済学的な理由がありました、ということになるの
かもしれない。あるいは、時間割引率をコントロールできる薬が開発されて、
人間の合理性の限定が拡大するといったSF的な展開だってありうるのかも
しれない。
生命倫理などの観点からは「知らないほうがいいこともある」という批判
も、あるいはあるのだろうか。とはいえ、科学者の好奇心はとどまるところ
がないだろうし、研究そのものを止めることはあってはなるまい。その知見
をいかに有意義に活用するかはまた人間の知恵が問われるのだろうが、この
本の著者らのような信頼できる賢明な専門家が存在することは心強いかぎり
だ。
…などといった堅い話はおいても、読んでとても面白い本です。広くおす
すめしたいと思います。
(編集委員 荻野勝彦)
※「私が読んだキャリアの一冊」は、執筆者による図書の紹介です。
日本キャリアデザイン学会として当該図書を推薦するものではありません。
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5 キャリアイベント情報
~キャリアデザインに関係するイベントの開催予定などをご紹介します~
◆内閣府、男女共同参画推進連携会議、UN Women日本国内委員会主催
女性の活躍推進シンポ&交流会「女性は、もっと活躍できる!」
日 時 2013年2月15日(金)14:00~18:00
場 所 女性就業支援センター ホール(東京都港区)
内 容 対談
「国連グローバル・コンパクト」「女性のエンパワーメント原則」
パネルディスカッション
「企業における女性の活躍」 未来を捉える視点から
交流会
参加費 無料
詳 細 http://unwomen-nc.jp/sympo2013.html
◆経済産業省・日本経済新聞社共催
「社会人基礎力育成グランプリ2013」決勝大会
日 時 2013年3月4日(月)10:00~18:00
場 所 東京・日経ホール(東京都千代田区)
内 容 基調講演
社会人基礎力に関する報告
「地区予選大会」で選出された8大学の発表
参加費 無 料
詳 細 http://www.meti.go.jp/press/2012/01/20130124001/20130124001.html
◆日本人材マネジメント協会・学習院大学経済経営研究所共催
リサーチプロジェクト・シンポジウム
テーマ 「仕事を取りにいく!! ミドルの行動」~時代が決めるミドルの
キャリア戦略~」
日 時 2013年3月9日(土)13:00~17:00
場 所 学習院大学 南3号館 203教室(東京都豊島区)
内 容 研究レポート/提言
「仕事を取りにいく!! ミドルの行動」
基調講演
「打たれても出る杭、私のミドル時代-仕事を取りにいくことのすすめ」
トークセッション/フロアセッション
「ミドル自らが良好な仕事をとり、キャリアを造るために何をすべきか」
参加費 JSHRM会員・学生: 無 料、 一般:1,000円
詳 細 http://www.jshrm.org/event_3973.html
◆労働政策研究・研究機構 労働政策フォーラム
テーマ 震災から2年、復興を支える被災者の雇用を考える
日 時 2013年3月13日(水)13:30~17:00
場 所 浜離宮朝日ホール 小ホール(東京・築地)
内 容 基調報告
「被災地の雇用対策について」
研究報告
「被災者雇用が復興と自立に果たす役割~被災地調査からの示唆~」
「キャッシュ・フォー・ワーク:東日本大震災での成果と課題」
事例報告
「かーちゃんの力・プロジェクト協議会の取り組み」
「NPO法人@リアスNPOサポートセンターの取り組み」
パネルディスカッション
参加費 無料
詳 細 http://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20130313/info/index.htm
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【編集後記】
今回は、「キャリア辞典」「私が読んだキャリアの一冊」に加え、学会研究
会報告を掲載いたしました。今後は、学会の研究会やイベントの情報をタイム
リーにお知らせするとともに、研究会報告など等学会の活動についてもご紹介
していきたいと考えております。学会の研究会やイベントにも是非参加くださ
るようお願いいたします。(H)
【日本キャリアデザイン学会とは】
・キャリアを設計・再設計し続ける人々の育成を考える非営利組織です。
・キャリアに関わる実務家や市民と研究者との出会い・相互啓発の場です。
・多様な学問の交流からキャリアデザイン学の構築を目指す求心の場です。
・キャリアデザインとその支援の理論と実践の連携の場です。
・誤謬、偏見を排除し、健全な標準を確立する誠実な知的営為の場です。
・キャリアデザインに関わる資格、知識、技法、専門の標準化の努力の場です。
・人々のキャリアの現実に関わり、変えようとする運動の場です。
学会の詳細、活動状況はホームページに随時掲載しております。
◆日本キャリアデザイン学会ホームページ◆
http://www.career-design.org/
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日本キャリアデザイン学会(CDI-Japan)発行
オフィシャル・メールマガジン【キャリアデザインマガジン】
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発
行しています。
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000140735.htm
無断転用はお断りいたします。
このメールマガジンの文責はすべて執筆者にあり、日本キャリアデザイン学
会として正確性などを保証するものではありません。
編集委員:青木猛正(埼玉県立特別支援学校塙保己一学園教頭)
荻野勝彦(トヨタ自動車株式会社渉外部)
堀内泰利(日本電気株式会社人事部)
日本キャリアデザイン学会事務局連絡先
e-mail cdgakkai@hosei.org
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
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