2022年 第1回 研究・実践力向上セミナー

開催日
2022年5月6日(金)19:00~20:30
テーマ
第1回 研究・実践力向上セミナー
「資料」「事例紹介」へのいざない―投稿経験から学ぶ
【 詳細 】

キャリアデザイン学会の研究大会の自由研究発表の発表種別は、「研究報告」と「実践報告」の2つの種別があります。研究大会で報告された成果と知見は、当学会誌への投稿が期待されますが、『キャリアデザイン研究』の投稿種別には、「論文」「研究ノート」「資料」「事例紹介」等があります。
論文の書き方は様々ですが、なかには事例紹介のような論文、論文のような資料や事例紹介も散見されます。毎号、「論文」「研究ノート」は、投稿数、掲載本数ともに充実しているのですが、「資料」「事例紹介」への投稿や掲載は、残念ながらそう多くありません。
多様なフィールドで、キャリアに関わる実務家を擁する当学会誌の更なる充実には投稿規定に則った、歴史的な文献資料やオーラル・ヒストリーの調査報告などの「資料」と、実務家による優れた実践報告である「事例紹介」が、幅広く共有されることが望まれます。
そこで、気鋭の実務家を迎えて、特に未来の投稿者として今後のご活躍が期待される会員の皆さまに向けて、執筆者に執筆から掲載に至る経験(経緯)について語っていただくセミナーを企画いたしました。研究大会での自由研究発表ならびに当学会誌への投稿に興味を持って下さった方々とともに、投稿論文のなかでも、「資料」「事例紹介」を投稿することの可能性を共有出来る時間にしていきたいと思っています。
是非ご参加ください。

日 時

2022年 5月6日(金)19:00~20:30(オンライン入場開始:18:50~)

会 場

Zoomによるオンライン配信
※申し込みいただいた方にZoom IDをご連絡いたします。

趣旨説明

田澤実 (たざわ・みのる)
法政大学キャリアデザイン学部教授、当学会研究誌編集委員会委員長

登壇者

野坂浩美 (のさか・ひろみ)
神奈川県立田奈高等学校 スクールキャリアカウンセラー*

通信グループ会社、人材サービス会社、大学キャリアセンターを経て2012年より現職。2017年に高校での就労支援の取組が評価され文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞。『キャリアデザイン研究』の「事例紹介」(2018年)に「生きることへの安心を保障する教育支援の試み:公立普通科高校スクールキャリアカウンセラーによる支援の役割と効果」のほかにも2編(2017年、2020年)の「事例紹介」を掲載。
*肩書は2022年3月時点

日高淳 (ひだか・じゅん)
国際文化理容美容専門学校国分寺校、当学会研究組織委員

経済誌出版社、広告代理店を経て、2005年に国分寺校事務所入職。事務広報、教務事務を経て、専任講師。高等学校との地区協議会および外部専門機関との連携教育に取り組むほか、『キャリアデザイン研究』の「資料」に「理容美容専門学校卒業生の初期キャリア : A理容美容専門学校卒業後の1年目の追跡調査報告から」(2015年)のほかにも「研究ノート」(2013年)、「論文」(2011年)、「事例紹介」(2009年)を掲載。

ファシリテーター

梅崎修 (うめざき・おさむ)
法政大学キャリアデザイン学部教授、当学会研究組織委員会委員長

定員

100名(先着順)

参加費

会員/無料、非会員は参加できません。

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