第1回 キャリアのアゴラ

最初に「キャリアのアゴラ」について簡単に説明をさせてください。
「研究・国際・政策委員会」（委員長：梅崎修　法政大学教授）では、キャリアに関連する政策について議論をする場を作ることとしました。この議論の場を、古代ギリシャ社会に市民が集う社交の場で、政治、経済、哲学などの議論をした「広場＝アゴラ」になぞらえてネーミングしました。政策に関わる方から話題提供をしていただき、それをもとに自由にディスカッションをして、政策に反映させていただくという、双方向の交流の場にしたいと考えていますので、この「場」を是非ご活用ください。
さて、「第1回　キャリアのアゴラ」は、厚生労働省人材開発統括官付参事官（人材開発政策担当）の宇野禎晃氏をゲストスピーカーとしてお迎えする予定です。厚生労働省で人材開発政策を担当しておられる宇野様には、大きな社会構造変動を受け、人材開発政策も転機を迎える中、キャリア支援に関する法律や関連政策を立案されているお立場から話題提供をしていただきます。具体的には、第11次職業能力開発基本計画（計画期間：令和3年度～令和7年度）、職業能力開発促進法改正（キャリアコンサルティングの推進を含む）の動き、「企業内の学び・学び直しを促進するためのガイドライン（仮称）」の策定、などの最近の政策動向を含めた内容をご紹介いただきます。会員の皆様からの質問のお応えいただくことにとどまらず、相互のディスカッションを通じて、キャリア政策の今後について考えていきたいと思います。
是非ご参加ください。