近年、屋外公共空間でのイベントづくりが広がっています。電車ホーム酒場、公園結婚式、野外映画上映、路上バーなど、あたらしい「路上」が次々と誕生しています。このような屋外空間の新しい利用は、私たちの生活(ライフキャリア)に大きな影響を与えると言えるのではないでしょうか。このような新しい動きを、「異なるコミュニティをつなぐ」というキーワードで積極的に取り上げていく動きが「あたらしい路上」です。SNSの発展は、人々とつなぐという側面が肯定的に評価されますが、むしろ我々は、SNSを通じて生活圏、趣味嗜好性、および価値観を共有する同質の人たちだけで集まっているとも言えないでしょうか。今回のキャリアデザインライブ!では、あたらしい「路上」が「異質な人たちの交流」を生み出す可能性について、実践例を紹介していただきながら参加者の皆さんと議論したいと思います。また、教室になりますが、今回イベントの中では、実際に、あたらしい「路上」づくりも行いたいと思います。「立ち飲みキャリア」や「スナックcareer」を作る試みになります。飲食代として1000円をいただきます。
2019年7月13日(土)16:00~18:30
法政大学市ヶ谷キャンパス 大内山校舎3階 キャリア情報ルーム
※現在、工事中なので、場所を地図でご確認ください。
http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/index.html
定員40名
影山 裕樹 氏
1982年、東京生まれ。編集者、文筆家、メディアコンサルタント。合同会社千十一編集室代表。アート、カルチャー書の出版プロデュース、ウェブや紙媒体の編集、執筆活動の他、近年は「CIRCULATION KYOTO」(2017)、「KOBE MEME」(2018-19)など全国各地の地域プロジェクトやクリエイター向けワークショップの企画立案、ディレクションなど幅広く活動を行なっている。著書に『ローカルメディアのつくりかた』、編著に『あたらしい「路上」のつくり方』などがある。2017年にウェブマガジン「EDIT LOCAL」を立ち上げ、ディレクターを務める。路上観察ユニット・新しい骨董、NPO法人芸術公社メンバー。一般社団法人地域デザイン学会参与。青山学院女子短期大学非常勤講師。
梅崎 修(法政大学キャリアデザイン学部)、玄田 有史(東京大学社会科学研究所)
会員/1000円、 一般/4,000円(事前申込制,参加費3000円、飲食費1000円)
申込み受付は終了しました。