2019年 第1回キャリアデザインライブ!

テーマ
おたくの系譜学 社会的相互作用としてのおたくとキャリアデザイン
開催日
2019年4月19日(金)
【 詳細 】

今回は、平成最後のキャリアデザインライブです。平成という時代を振り返ると、平成元年は昭和50(1975)年に700名の参加で始まったコミックマーケットの参加者が100,000万人を数えるようになった時代でした。そして、平成最後のコミックマーケット95(平成30年12月29~31日)の参加者は570,000人となりました。コミックマーケットの参加者たちに対する蔑称であった「おたく」という言葉は、平成の30年間で、意味と位置づけ、またそのカテゴリーもが大きく変わりました。平成19年に創設された「日本国際漫画賞」などに代表されるポップカルチャーの文化外交、クールジャパン関連産業の市場規模を約 4.5 兆円(2009 年)から 17 兆円(2020 年)にすることを目指した「クールジャパン推進に関するアクションプラン(2011)」などからもわかるように、今や「おたく」は独自の価値観を持った新しい文化の担い手となっています。
今回の研究会は、「おたく」研究の第一人者である信州大学人文学部 教授 菊池 聡先生をお招きし、おたくの系譜に着目しながら平成という時代を振り返り、社会的相互作用としてのおたくについて、皆様とともにライブしていきたいと思います。

2019年 第1回キャリアデザインライブ!
日 時

2019年4月19日(金)19:00~20:30(受付開始:18:30~)

会 場

日本大学法学部 2号館3階231講堂
東京都千代田区三崎町2丁目3番1号
水道橋駅 JR総武線・中央線 東口出口:徒歩3~5分
都営三田線 A2出口:徒歩3~6分
神保町駅 東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線 A4出口:徒歩5〜8分
https://www.law.nihon-u.ac.jp/campusmap.html

ゲスト

菊池 聡 氏(信州大学人文学部 教授)
主な研究分野は認知心理学である。人がオカルトや超常現象を信じ込む際に、それと知らずに陥りがちな認識上の錯誤について、一般向けに平易に説いた著作を複数刊行している。主な著作として『なぜ疑似科学を信じるのか 思い込みを生むニセの科学』(化学同人)、『自分だましの心理学』(祥伝社)、『超常現象をなぜ信じるのか 思い込みを生む「体験」のあやうさ』(講談社ブルーバックス)、『超常現象の心理学』(平凡社)などがある。「おたく」に関わる主な論文として、「『おたく』ステレオタイプと社会的スキルに関する分析」(人文科学論集. 人間情報学科編 34, 63-77, 2000,信州大学)、「『おたく』ステレオタイプの変遷と秋葉原ブランド (特集 地域ブランディングの原点)」(地域ブランド研究 (4),47-78,2008,地域ブランド研究会事務局)などがある。

参加費

会員/無料、一般/3,000円(事前申込み制)

定 員

先着40名

お申し込み

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