中四国地区研究会

テーマ
就業力育成の観点から正課キャリア教育カリキュラムを考える
~地域企業・教員・職員の三者の立場から~
開催日
2011年9月6日(火)
【 詳細 】

文部科学省は2011年度より大学設置基準を改正し、就業力育成を 教育課程の実施及び厚生補導を通じて培うよう義務付けた。そこで、多くの大学では、キャリア教育を正課授業として導入 するなど前向きに対応している。しかし、文部科学省は、具体的な教育内容は、あくまでも各大学の方針・教育目的・学生数規模等の要素を勘案して各大学で考えるべきものであり、学位授与の教育課程上、就職活動対策科目をどのような位置付けにするのかは各大学において整理をすべきであるとして、具体的な授業案等は提示していない。このため、学際学問であるキャリア教育は、担当する教員の専門性により多様なカリキュラムが展開されており、教育方法の確立が未整理のままである。一方、リーマンショック・円高による経営環境の悪化、また今回の東日本大震災に伴い、企業では学生に対 する期待感はますます増大している状況といえる。
そこで今回の研究会では、中・四国地方の大学におけるキャリア教育カリキュラムを就業力の観点から検証することとする。卒業後の 学生受け入れ先である地場企業、および教員と事務職員の三者の立場からのすり合わせを試みる。経年したキャリア教育の基本に立ち返 り、地方の大学が学生に学ばせることは何なのか、どのような指導方法が効果的であるのかを検証し、今後の取組課題を整理する。

中四国地区 研究会
日 時

2011年9月6日(火)14:00~17:00

定 員

先着100名

会 場

広島国際大学 広島キャンパス 3F 演習

プログラム

開会挨拶 常松玲子(広島国際大学)
第1部 基調講演 鹿嶋研之助 (日本キャリアデザイン学会副会長)
第2部 発 表
・金谷 明彦(中国新聞社総合編集本部経済部記者)
・小玉 一樹 (株式会社フレスタ 人事部長)
・高本 登彦 (広島経済大学 教務課係長)
・常松 玲子 (広島国際大学 准教授)
・高橋 保人 (広島修道大学 講師)
※第2部取りまとめ
コーディネーター 原口恭彦 (広島大学准教授)
閉会挨拶 伊藤文男 (日本キャリアデザイン学会事務局長)

参加費

会員/無料 非会員/3,000円
(※懇親会 3,000円 別途)
※日本キャリア教育学会・大学行政管理学会会員・日本人材マネジメント協会の会員様も会員対象とさせていただきます。