関西支部研究大会を大阪教育大学天王寺キャンパスにて対面開催いたします。今回も大変興味深い発表が以下、3 件予定されています。関西支部会員の皆さまはもちろん、他府県の皆さまもどうぞご参加ください。役員一同、心よりお待ちしております。
2025年3月29日(土)13:00~16:40[受付12:40~]
大阪教育大学天王寺キャンパス 西館1F101 講義室A
(大阪市天王寺区南河堀町4-88)>地図はこちら
※柏原キャンパスではなく天王寺キャンパスです。ご注意ください。
会員・非会員ともに無料(いずれも事前申込が必要)
※研究大会は学会を知ってもらうため、非会員の方も無料にてご参加いただけます。
※防犯対策のため、来場者のご氏名を会場校(大阪教育大学)に提出する必要があります。あらかじめご同意の上、お申込み、ご参加ください。当日の飛び込み参加は受付できませんのでご了承ください。
(敬称略)
60名
※好評につき若干名増員いたしました。
※参加申し込みは先着順のため、上限に達し申込みは終了しました。
報告者:近畿大学 湯口恭子(関西支部副支部長)
3月29日(土)大阪教育大学天王寺キャンパスにて、関西支部第12回研究大会が対面開催されました。当初50名定員の予定でしたが、2月中旬には満席となってしまったため、定員を60名に増やしての開催となりました。それでもすぐ満席になってしまう盛況ぶりで、役員一同大変嬉しく思っています。
キャンセルの他、当日になってご都合がつかなくなった方などもおられたため、最終的な本大会の参加者は49名(会員29名、非会員20名)でした。参加者の中には、九州地方や関東など遠方からご参加くださった方も多数ありました。
関西支部研究大会は、故川﨑友嗣先生が第1回から第8回までを関西大学で開催されました。川崎先生の大学院生だった私は、当時から支部役員としてお手伝いをしておりましたが、発表という舞台に不慣れな院生や実務家の方が、気軽に参加できるようにと創設された経緯があります。そのため、発表時間を30分と長くとること、コメンテーターからの質問やアドバイス、質疑応答を含めてお一人に1時間程度の時間を割くことが慣例となっています。このバトンは、神戸学院大学(第9回)、近畿大学(第10回)、大阪教育大学(第11回・第12回)とつながれ、研究初心者の方々を応援しております。
本大会では、3件(実践報告2件、研究発表1件)の貴重な報告がなされました。内容は以下の通りです。
・第一発表:「キャリア教育との連携を目指したアントレプレナーシップ教育の展開
~和歌山大学アントレプレナーシップデザインセンターの取り組み~」
和歌山大学の田代優秋氏(コメンテーター:追手門学院大学 伊藤文男)
・第二発表:「キャリア形成科目群 実施の成果と課題の検討」
関西大学の松川晴美氏、杉本英晴氏(コメンテーター:追手門学院大学 田上正範)
・第三発表:「現職教員のキャリアに関する研究-「教職キャリア」形成の検討-」
大阪教育大学の平井美幸氏、橋弥あかね氏(コメンテーター:追手門学院大学 三川俊樹)
どれもフロアの興味関心が高いテーマであり、すべての発表で活発な質疑応答、議論がなされました。コメンテーターの励ましの言葉に涙ぐむ発表者もおられるなど、地方開催ならではのほっこりする場面も見られました。
今回は途中の休憩時間を長く取ったこともあり、名刺交換、情報交換といった交流も十分行えたのではないかと思います。対面での和やかで活発な交流を通して、私も充実した時間を過ごすことができました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
▲ 発表者田代氏
▲ コメンテーター伊藤氏
▲ 発表者松川氏
▲ コメンテーター田上氏
▲ 発表者平井氏
▲ コメンテーター三川氏
関西支部
関西支部事務局:平井美幸(大阪教育大学)・本庄麻美子(和歌山大学)・湯口恭子(近畿大学)