第20回 中京支部研究会

テーマ
地方公務員のキャリア課題とその特殊性
~実践現場から~
開催日
2022年12月18日(日)
【 詳細 】

中京支部では,コロナ禍のため,長く研究会を見送ってきましたが,コロナの状況が少し落ち着いたことと,ハイフレックス等の方法が整備されたため,研究会を再開しました。今回はその第2回目となり,通算では第20回という記念すべき研究会となりました。当日は対面参加とオンライン参加のどちらかを選んでいただくことができます。オンラインでは,講師と資料を配信することになるため,会場の様子はお伝え出来ないのですが,ご質問等意見交換は,直接ご発言していただいたり,チャットに記入していただいたりすることができます。また,ブレイクアウトセッションも予定しています。
再開後の第2回は,中京支部役員の柴田朋子さんにお願いすることになりました。ご発表の詳細は以下の趣旨をご覧ください。大変興味深い内容となっておりますので,ぜひ,多くの皆様のご参加をお待ちしております。

第20回キャリアデザイン学会 中京支部研究会
日 時

2022年12月18日(日) 14:30~17:00(受付14:00~)

テーマ

地方公務員のキャリア課題とその特殊性~実践現場から

発表者

柴田朋子(中京支部役員、キャリアコンサルタント・研修講師)

趣 旨

地方公務員と言えばみなさんはどのようなイメージをもたれるでしょうか。市町村の職員との接点も窓口手続き以外はあまりない、という方も少なくないでしょう。ましてや県庁職員となると具体的なイメージがないかもしれません。法律によって強い身分保障がある彼彼女らは、はたしてキャリアについて何を悩むのか、悩むことはあるのでしょうか。
ここ20年ほど、地方公務員の置かれている状況は大きく変わっています。定員がどんどん減らされていくなかで諸外国と比較しても人口当たりの職員数は非常に少なく、一方で地域の課題は難易度があがり続けています。また、コロナ対応をはじめ、増え続ける災害対応、国からの急な要請などで現場は慢性的に疲弊しているのが実情です。
30代後半で民間から市役所職員に転じた私は、入ってから知った公務員の処遇、配属、人事制度の特殊性を肌で感じていました。在職中の12年前に公務員対象のキャリアデザイン学習会を実施したことをきっかけに、大学院に進み、現在実践者として活動しています。
安定を求めて就職したはずが、最初から最後まで「いかだ下り」が続く地方公務員というリアル。メンタル課題や若手の離職が増える現状には何があるのか。そんな中で何がモチベーションなのか、キャリア自律って本当に可能なのか?当日は私が現場で聞いている生の声もたくさんお届けし、自由にご意見を頂戴したいと思っています。

対面会場

名古屋大学教育学部2階 大講義室 〒464-8601 名古屋市千種区不老町
http://www.educa.nagoya-u.ac.jp/info/access.html

オンラインURL

オンラインをお申し込みの皆様に直接お送りします。
また,一般の方には参加費をお振込みいただいた後にお送りします。

参加費

学会会員 無料、一般 3000円
参加費は対面オンラインとも事前申し込みの際にお支払いください。
対面の場合でも当日は参加費をお受け取りすることができません。

事前申込制

下記よりお申し込みください。
(申込締切は12月12日(月)23:59まで)

お申し込みはこちら

参加証明書

対面の方には当日,オンラインの方には後日メールでお送りします。